井岡一翔（左）とフェルナンド・マルティネスの計量をABEMAが生配信する（Abema　TV提供）

◆プロボクシング　▽ＷＢＡ、ＩＢＦ世界スーパーフライ級（５２・１キロ以下）王座統一戦１２回戦　ＷＢＡ王者・井岡一翔―ＩＢＦ王者フェルナンド・マルティネス（７日、東京・両国国技館） 　ＡＢＥＭＡは４日、ＷＢＡスーパーフライ級王者・井岡一翔（志成）とＩＢＦ王者フェルナンド・マルティネス（アルゼンチン）による王座統一戦 の前日午後１２時から行われる計量を無料生配信することを決定したと発表した。 　６月下旬に米ラスベガスでの合宿を終え、最終調整に入った井岡。１日に行われた公開練習では、「今回のマルティネス選手は接近戦が強い選手なので、そこの距離で自分自身が勝らないと彼を止めることはできないと思うし、明確な勝ち方で勝ちたいと思っている」と宣言した。 　「僕のボクシングのスタイルの中で、彼の得意とする部分を上回れたら いいなと思う。より近い距離で激しい試合になると思うけれど、それを覚悟でやってきているので、気持ちも身体もより一層作れている状態と思って、結果としていい試合を見せられると思っています」 と自信を見せた。 　先月末に行われたＷＢＣタイトル戦に勝利したジェシー・ロドリゲス（米国）について「結果が出たときに、最終的な自分の中での照準は“バム”（ロドリゲスのニックネーム）。今の段階ではバムかなと思うので、この試合に勝って、３団体の統一戦ができたらいいなと思う」と、早くも次戦を見据えている。 　一方、先月２７日に来日したマルティネスも世界戦に向けコンディションを整えている。ＡＢＥＭＡでは両選手の計量後の会見も生中継する予定。 　戦績は３５歳の井岡が３１勝（１６ＫＯ）２敗１分け、３２歳のマルティネスが１６戦全勝（９ＫＯ）。 　７日の試合は午後３時４５分よりＡＢＥＭＡで国内独占無料生配信される。