石川の物産展、阪急百貨店が開催 復興支援、売り上げの3%寄付
阪急百貨店梅田本店(大阪市北区)は11日、恒例となっている石川県の物産展「旨し、美し。金沢・加賀・能登展」を開いた。能登半島地震で出店者が被害を受けたが、復興支援のため開催を決めた。売り上げの3%は県に寄付する。17日まで。 物産展には約70の企業や個人が出店した。ただ、輪島市や珠洲市などの約10店が、店舗の損壊や商品の破損を受けて出店を取りやめたという。 会場には、九谷焼などの工芸品や和菓子のほか、すしや高級魚のノドグロを使った総菜も並び、大勢の買い物客でにぎわった。 高沢醸造(羽咋市)の高沢理八社長(74)は「買い物に来ていただけることが励みだ」と強調した。