（写真：熊本日日新聞）

　熊本県水産研究センター（上天草市）は24日、天草市楠浦湾内で有害プランクトン「カレニア　ミキモトイ」が異常発生したとして、八代海全域に赤潮警報を発令した。漁業者グループの定期調査で同日、警報発令基準（海水1ミリリットル当たり千細胞）を超える1800細胞を確認した。同センターは、漁業者らに防除剤の散布や餌止めといった対策を呼びかけている。八代海ではシャットネラ属など計3種の警報も継続中。天草市で養殖シマアジ1200匹が死ぬ被害が発生している。