これまでに「積水ハウスの歌」を歌った人がしりたい!
穏やかで心温まるメロディやサウンドをバックに「家に帰れば セキスーイハウス~」と歌われる積水ハウスのTV-CMでおなじみの「積水ハウスの歌」は、1970年にオンエアされて以来、積水ハウスのブランドイメージの向上とともに、CMソングのなかでも群を抜いて多くの人の記憶に刻まれる楽曲として長く親しまれています。 「積水ハウスの歌」は、日本レコード大賞を受賞した都はるみ「北の宿から」をはじめ、200万枚超のヒットとなった『ママとあそぼう!ピンポンパン』挿入歌「ピンポンパン体操」、日立グループ「日立の樹(この木なんの木)」や新興産業「パッ!とさいでりあ」、ファミリーマート「あなたとコンビに、ファミリーマート」などのCMソング、松崎しげるが歌うプロ野球・埼玉西武ライオンズ球団歌「地平を駈ける獅子を見た」ほか、歌手からアニメ・特撮、CM、校歌・社歌とさまざまな作品を手掛けた小林亜星が作曲。日本テレビの放送作家の羽柴秀彦が作詞を担当しています。1994年から2007年までナレーターを務めた森本レオのほっこりとしたナレーションの印象が強い人も多いのではないでしょうか。その後、積水ハウスのCMには下條アトム、槇大輔、遠藤憲一、大塚明夫らも起用されてきました。 すでに50年以上放送されており、アレンジや歌詞を替えたりしながら、歌い継がれてきた「積水ハウスの歌」ですが、さまざまなアーティストが歌唱を担当。当初からしばらくは前述したサビ終わりの「家に帰れば セキスーイハウス~」の部分だけをオンエアしていましたが、2000年代に入ると南佳孝、やまがたすみこが歌唱。 積水ハウス創立50周年となる2010年には、コピーライター / 作詞家の一倉宏(前述の小林亜星作曲のファミリーマートのキャッチコピーなどで著名)が新たに歌詞をつけ、ジャズ・ピアニスト / ヴォーカリストの村上ゆきが歌唱。同ヴァージョンは2012年リリースのアルバム『おんがえし』(写真)で聴くことができます。 その後、村上と曽我部恵一とのデュエット・ヴァージョンや、音楽ユニットのアルケミスト、THE BOOMの宮沢和史、シンガー・ソングライターの南壽あさ子、森山直太朗、ピチカートファイヴのヴォーカリストとしても知られる野宮真貴などがさまざまなアレンジで歌っています。 この8月からは古川琴音、鈴鹿央士出演の「帰ろう。」篇がオンエア。ここでは畳野彩加、福田穂那美、福富優樹による音楽ユニット、HomecomingsがCMソングを担当しています。