【裏ワザ】レタスを長く保存するコツと、元気がなくなったレタスを復活させる方法
最新調理科学×栄養学でわかった、学校では教えてくれない野菜の食べ方のコツをご紹介! 【画像】寿命を1週間に延ばせる!?レタス保存の裏ワザを写真で確認! 東京慈恵会医科大学附属病院の栄養部が監修した45万部突破のベストセラー『その調理、9割の栄養捨ててます! 調理科学×栄養がとれる食べ方のコツ』が、最新の栄養学に基づきさらに進化しました。 野菜の栄養を損なわないように食べるためのコツをプロに学びましょう! 今回は、レタスについてご紹介します。 ■保存で栄養丸ごと!レタス保存&復活の裏技! 水分が多く傷みやすいレタス。保存の際には成長点である芯の働きを抑えることが大切。2~3日で傷み始めるレタスの寿命を1週間に延ばすことが可能になります。また、しおれてしまったレタスはお湯に浸けて復活を。細胞がぐんぐん水を吸収してパリッとします。 ■レタスが傷み始めるのは、芯の部分から。 外側の葉の栄養が芯に送られてしまうため、この部位の働きを止めることが大切です。芯に爪楊枝を2~3本刺しておくと働きを止めて保存期間を延ばす効果が期待できます。 ■元気のなくなったレタス、復活の裏ワザ 元気のなくなったレタスの葉は、40℃(体温よりやや高め)のお湯に浸けると細胞の働きが活発になり、5分ほどでシャキッと復活します。氷水に浸けるより早くパリッとするため、栄養の流出も防ぐことができます。 ■カサを減らしてしっかり量を摂ろう サラダ野菜の印象が強いレタスですが、お得な食べ方は「加熱」。生だとたくさん食べることが難しい野菜ですが、95%が水分のため短時間加熱するだけでカサがぐんと減り、食物繊維をたっぷり摂れるようになります。 ※本記事は東京慈恵会医科大学附属病院 栄養部、濱裕宣、赤石定典監修の書籍『完全版 その調理、9割の栄養捨ててます! 調理科学×栄養がとれる食べ方のコツ』から一部抜粋・編集しました。 監修=東京慈恵会医科大学附属病院 栄養部、濱裕宣、赤石定典/『完全版 その調理、9割の栄養捨ててます! 調理科学×栄養がとれる食べ方のコツ』(世界文化社)