プレミア離れて韓国・Kリーグでスターになった FCソウルの中心にいるリンガードの現在
FCソウルの監督も絶賛
マンチェスター・ユナイテッド、ウェストハム、ノッティンガム・フォレストでのプレイを経て、今年の冬に驚きの動きを見せたのがMFジェシー・リンガードだ。 ノッティンガム・フォレスト退団からフリーの時間が続いていたリンガードは、今年2月に韓国のFCソウルと契約。プレミアリーグで長く戦ってきたスタープレイヤーとして韓国に迎えられた。 ただ、プレミアリーグとKリーグは市場規模も環境も異なる。当初はリンガードにも戸惑いがあったようだが、チームを指揮するキム・ギドンは徐々に韓国の環境に適応していったとリンガードの今季を振り返っている。 「リンガードはスーパースターですよね。彼は世界トップのクラブでプレイしていましたから、ここでは色々と足りないものもたくさんあったはずです。スタジアムやトレーニンググラウンドはリンガードにとって信じられないほど悪いものだったかもしれない。しかし彼は黙々と自分の役割をこなし、チームに欠かせない選手として地位を確立した。今では彼はチームを率いるリーダーです。彼は真の韓国人となった」(『Daily Mail』より)。 リンガードもキム・ギドン監督との関係が良好なようで、「監督はサッカーを深く理解している。明確なプランを持ってチームを動かしている。選手たちの動きを見ていても、自分たちがやりたいサッカーを理解していると感じるよ。監督はコミュニケーションも上手い。監督は選手たちにサッカーを楽しませてくれるリーダーだよ」と絶賛だ。 リンガードにとってFCソウル移籍は大正解だったようで、新たな環境で充実の日々を過ごしている。
構成/ザ・ワールド編集部