ジャズ・イリゼのアルバム JAL国際線に採用 長野県松本市で29日に記念公演
長野県安曇野市豊科のピアニスト・伊佐津さゆりさんと、松本市里山辺の筝奏者・渡辺邦子さんのユニット「ジャズ・イリゼ」のCDアルバム「シネマ・ソングス~シェルブールの雨傘」が今月、日本航空(JAL)国際線の機内オーディオに採用された。有名な映画音楽をジャズアレンジした11曲が空を旅する人の耳を楽しませている。 3枚目となる同アルバムには「007」「ミッション・インポッシブル」といった映画のテーマ曲などが収録されている。採用について渡辺さんは「和楽器を入れたジャズはなかなかないためではないか」と推し量り、「インバウンドで日本に来る人が多くなっている。年末年始の人の移動が多い時でもあり、取り上げてもらえて感動」と喜んだ。来年3月まで使われる予定だという。 29日には、収録時のメンバーが勢ぞろいして演奏を披露する記念公演が信毎メディアガーデン(松本市中央2)で開かれる。伊佐津さんは「和洋折衷の味わいを楽しむ特別な時間を過ごしてほしい」と呼び掛ける。 開演は午後3時。前売り券3500円、当日券4000円で、琴光堂和楽器店(同市城東1)などで取り扱う。問い合わせはジャズ・イリゼ事務局(電話090・8871・5419)へ。
市民タイムス