佐々木寿人

　魔王と称される男は、スピードも超一級品だ。KONAMI麻雀格闘倶楽部の佐々木寿人（連盟）が、圧巻の一発ツモでファンを盛り上げた。 【映像】何もかも速すぎる！佐々木寿人のアガリ 　11月5日、プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」第2試合でのことだった。当試合は起家からEX風林火山・勝又健志（連盟）、BEAST X・猿川真寿（連盟）、佐々木、セガサミーフェニックス・茅森早香（最高位戦）の並びで開始。東1局では茅森が1300点、東3局1本場では勝又が満貫・8000点（＋300点、供託1000点）、東4局では猿川が1000点をアガった。 　注目の場面はテンパイ流局で迎えた南2局1本場だ。この時点で、佐々木は3着目。トップ目の勝又とは7300点、2着目の猿川とは700点差だった。そんな状況下、親番を活かしたい猿川は自風牌の東をポンした後、中盤に6・9筒待ちのテンパイ。一方、順調に打ち進めた佐々木も、直後に同じ6・9待ちでリーチをかけた。 　山には5枚。「6・9筒 対 6・9筒じゃないですか！」。放送席が大興奮した中、見事に成就させたのは佐々木だった。しかも、一発でアガリ牌を射止めたのだから、ヒートアップするのも無理はない。「一発だぁ」「魔王が決めた！」。放送席が絶叫すると、ファンからも「きたー！」「つええー」「魔王降臨」「ぱっつも」「さすがや」などとコメントが大渋滞。裏ドラ表示牌をめくると共に点数申告した早業にも、「高速詠唱」「高速アガリで高速申告」「点数申告が速すぎてさすが魔王様」「全部速い」といった投稿が寄せられた。 ※連盟＝日本プロ麻雀連盟、最高位戦＝最高位戦日本プロ麻雀協会、協会＝日本プロ麻雀協会 ◆Mリーグ　2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合（全216試合）を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合（全30試合）を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ（16試合）に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。 （ABEMA/麻雀チャンネルより）