最も遅い発生「寒いというより痛いような感じ」大洲市“肱川あらし”今シーズン初観測【愛媛】
テレビ愛媛
観測開始以来、最も遅い発生です。愛媛県大洲市の肱川で河口に霧が流れ込む神秘的な現象「肱川あらし」が20日、今シーズン初めて観測されました。 川の上を流れる霧。最低気温が6.3℃と今シーズン最も低くなった大洲市長浜では20日、冬の風物詩「肱川あらし」が小規模ながら今シーズン初めて観測されました。 肱川あらしは気温が下がった晴れた日の朝に、上流の大洲盆地で発生した霧が強い風に乗って、肱川から伊予灘へと流れ出す世界的にも珍しい自然現象です。去年より26日遅い発生で、地元の関係者らでつくる肱川あらし実行委員会が1998年に観測を始めて以来、最も遅い初観測となりました。 肱川に架かる長浜大橋では小学生が冷たい冷気に髪をなびかせ、肩をすぼめながら登校していました。 男子児童: 「寒いというより痛いような感じでした」 女子児童: 「見るのは楽しいけど、手先がすごいジンジンして感覚がないくらい寒かった」 肱川あらしは例年3月上旬頃まで条件が整った日に発生し、寒さが増すほど規模が大きくなるということです。 #愛媛県 #大洲市 #肱川あらし #観測 #冬の風物詩 #大洲盆地 #肱川あらし実行委員会 #長浜大橋 #イベント
テレビ愛媛