弓木奈於&奥田いろは、乃木坂46オーディションは“ラストチャンス”だった 人生が変わった大きな決断を明かす【「歩道橋」インタビュー中編】
アイドルグループ・乃木坂46が11日に37thシングル「歩道橋」を発売した。ORICON NEWSでは4期生の弓木奈於と5期生の奥田いろはに全3回にわたるインタビューを実施。第2回となる今回は、「歩道橋」の歌詞にちなみ2人が経験した「人生の大きな決断」、そして“首ンセス”のメンバーでもある2人の関係性についても聞いた。 【撮り下ろしカット】そろいのピースで笑顔満開な弓木奈於&奥田いろは ■弓木奈於「ラストイヤーだったので…」オーディション秘話明かす ――新シングル「歩道橋」について、初めて聞いてみた感想を教えてください。 【弓木】すごく冬らしい曲で、夏曲とはまた違った良さがある曲だなって思いました。曲調もですし、歌詞もすごく重みのある内容で。人は絶対に選択肢の連続で生きていると思うんです。そのたびに私のように優柔不断な人はとても悩みますし、「本当にこれでよかったのかな」と後悔することもある。でもこの曲は、そういう後悔も受け入れた上で、新しい道が生まれるし、どの選択肢も間違いじゃないってことを感じさせてくれる。特に人生の岐路に立っている方にとって、この曲が少しでも背中を押せる存在になってほしいなと思いました。 【奥田】私は「乃木坂らしさ」をすごく感じました。曲調もそうですし、振り付けも儚(はかな)くて美しい感じが、乃木坂46にすごくマッチしているなと思いました。私はいま毎朝「歩道橋」を聞いているんですが、メロディーや歌詞が優しく寄り添ってくれるように感じます。背中を押してくれるような曲で、とても大好きです。ぜひたくさんの方に聴いてほしいです。 ――弓木さんがおっしゃっていたように、人生の選択肢が大きなテーマになっているような楽曲ですが、お二人にとって「大きな決断をした経験」はありますか? 【弓木】やっぱり乃木坂46に加入したことです。私はもともと乃木坂46が好きだったんですけど、自分がその一員になりたいという気持ちよりも、応援したいという気持ちが強かったんです。でも、大学に進学したものの、正直言って自分がやりたいことが分からず、大学生活もあまり楽しくなくて。「自分がやりたいことは何だろう?」と考えていた時、ずっと好きだった乃木坂46にもし入れたら楽しいだろうなという思いが芽生えました。 ――オーディションを受ける決心をした時の気持ちは? 【弓木】とっても勇気が必要でした。年齢的にも19歳でラストイヤーだったので、自分は落ちるだろうと思っていたし、落ちた時に家族にバレるのが恥ずかしいなと感じたり…。でも、家族が応援してくれてオーディションを受ける決心をして、人生が大きく変わりました。 ――同級生だった1期生の和田まあやさん、2期生の伊藤純奈さんの存在は大きかった? 【弓木】最初は乃木坂46のメンバーということで距離を感じていたんですが、まあやとは共通の友達を通じて仲良くなりましたし、純奈とは高校1年生で同じクラスだったので自然と仲良くなれました。2人の活躍や学業との両立を見て、楽しそうだなと思っていたこともあり、私もやってみたいなという気持ちにつながったような気がします。 ■奥田いろは「ダメだったら保育園の先生に…」覚悟をもって臨んだオーディション ――一方、奥田さんの大きな決断はなんでしたか。 【奥田】私もラストチャンスだと思って乃木坂46のオーディションを受けました。もしダメだったら大学に進学して保育園の先生になろうと思っていました。 ――今回のシングルでは初選抜となり、また一つ夢がかないましたね。 【奥田】やっぱり選抜メンバーには憧れがあったので、本当にうれしいです。気持ちを新たにこのシングルに挑みたいと思います! ――お二人は“首ンセス”のメンバーでもありますが、普段はどんな関係性ですか? 【奥田】奈於ちゃんがすごく気にかけてくださるんです。初選抜の時も連絡をくださったり、本当に支えられています。 【弓木】私はそんなに積極的に連絡するタイプではないんですが、いろはには特に伝えたいことがあって。直接言うのは恥ずかしいので、メールで伝えることが多いですね(笑)。 【奥田】この選抜期間で一緒になることが多いので、いっぱいお話できています。もっと仲良くなりたいです! 【弓木】うれしい…(照) ORICON NEWSのインタビュー第1回では、YouTubeでの生放送で選抜発表&生披露を行った「歩道橋」初パフォーマンスについて、そして奥田には今回初選抜となった思いと意気込みを聞いている。第3回では2024年の振り返り、そして来年加入する6期生について聞いた。