広瀬めぐみ議員の秘書の夫「議員の指示で妻の給与渡した」
日テレNEWS NNN
広瀬めぐみ参議院議員が公設秘書の給与をめぐり、東京地検特捜部から家宅捜索を受けた事件で、この秘書の夫が、「広瀬議員の指示で、妻の給与を現金で引き出し、毎月渡していた」と周囲に説明していることが分かりました。 広瀬めぐみ議員は、2022年から去年まで公設第一秘書の妻を公設第二秘書として届け出ていたものの勤務実態がなく、国から給与をだまし取った疑いで特捜部から家宅捜索を受けました。 その後の関係者への取材で、公設第一秘書が、「妻の勤務実態はなかった」としたうえで「広瀬議員の指示で、妻の給与を現金で引き出し、毎月、広瀬議員側に渡していた」と周囲に対し説明していることが分かりました。 この妻は、広瀬議員の送迎などをすることはあったもののほとんど勤務実態はなく、口座に支払われた給与の大半は、夫が妻から現金で預かり、広瀬議員側に手渡していたということです。 広瀬議員は、「事務所にカネがない」という発言を周囲にしていたということで、特捜部は、事務所の資金繰りなどを調べ、実態解明を進めるものとみられます。