乃木坂46＆Hey! Say! JUMPが総合首位、米津玄師がまた“日本初”、宇多田ヒカル初のベスト盤：今週の邦楽まとめニュース

　2023年12月13日公開（集計期間：2023年12月4日～12月10日）のBillboard JAPAN 総合ソング・チャート“JAPAN Hot 100”で、乃木坂46「Monopoly」が総合首位を獲得した。本楽曲は乃木坂46の34thシングルで、4期生の遠藤さくらと賀喜遥香がWセンターを務めている。初週売上げは前作『おひとりさま天国』を約3％下回る691,515枚だったが、CDセールス1位。ダウンロードでは4,361DLを売り上げて9位、ラジオでも9位を記録したことで総合10,390ポイントを獲得し、前週までで6週連続首位をキープしてきたAdo「唱」を抜いて総合首位となった。 【ビルボード】乃木坂46「Monopoly」が総合首位、舐達麻が9位にジャンプアップ 　総合アルバム・チャート“Hot Albums”では、Hey! Say! JUMPの『PULL UP!』が総合首位を獲得した。Hey! Say! JUMPの10thアルバムである同作は、前作『FILMUSIC!』から約1年4か月ぶりのオリジナル・アルバム。アルバム・セールス200,954枚で1位を記録した。続いて、FANTASTICS from EXILE TRIBEの3rdアルバム『FANTASTIC ROCKET』が、アルバム・セールス109,366枚で2位、ダウンロード数233DLで21位を記録し総合2位に登場。そして、ATEEZの2ndアルバム『THE WORLD EP. FIN：WILL』がアルバム・セールス91,649枚で5位を記録し、前週の総合62位から総合3位へ大きく浮上している。 【ビルボード】Hey! Say! JUMP『PULL UP!』総合アルバム首位獲得　FANTASTICS／ATEEZが続く 　世界でヒットしている日本の楽曲をランキング化した “Global Japan Songs Excl. Japan”。今週はYOASOBI「アイドル」が首位を獲得した（集計期間：2023年12月1日～12月7日）。当チャートでは9月以降11週連続で首位を走り続けていたが、前週と前々週は2位にステイ。今週はYOASOBIのアジアツアーが始まった影響もあるのか、オーディオとビデオの合算ストリーミング数が前週比107%となる612万回再生を記録し、3週ぶりに首位に返り咲いた。さらにYOASOBIは、「夜に駆ける」が前週7位から5位に、「怪物」が前週18位から14位に、「群青」が前週トップ20圏外から19位にランクアップした。 【ビルボード】YOASOBI「アイドル」グローバル・ジャパン・ソングス3週ぶり首位返り咲き 　米津玄師が、全米レコード協会（RIAA）が発表した今年活躍したアーティストを総括する【RIAA Class of 2023】に、唯一の日本人アーティストとして選出された。【RIAA Class of 2023】は、全米レコード協会が“アメリカにおいて世代を超えたファンを魅了し、セールスを大きく伸ばし偉大な功績を残したアーティスト”を讃えるため、1958年より行っているアワードの2023年総括版にあたる。なお、同アワードには2022年に日本人メンバーを含むTWICEが選出されていたが、日本のアーティストが選出されるのは米津が初となる。 米津玄師、日本のアーティストとして初めて“アメリカの今年を代表するアーティスト”【RIAA Class of 2023】に選出 　宇多田ヒカルが、デビュー25周年を記念した自身初となるベストアルバム『SCIENCE FICTION』を2024年に発売する。加えて、2018年に開催された【Hikaru Utada Laughter in the Dark Tour 2018】以来、約6年ぶりとなる全国ツアー【SCIENCE FICTION TOUR 2024】の開催も発表された。この発表に伴い、宇多田ヒカルのオフィシャルサイトもフルリニューアル。最新ビジュアルの映像およびアーティスト写真も明らかになっているほか、ツアーオフィシャルサイトも公開されている。 宇多田ヒカル、デビュー25周年を記念した初のベストアルバム発売決定　6年ぶり全国ツアーも その他今週の注目ニュース 藤井 風、約2年ぶりにねそべり配信決定 King Gnuを起用した“巨大街頭広告”がNYタイムズスクエアに登場 レコチョク「年間ランキング2023」全16部門発表　YOASOBIが歴代最多8冠獲得、BE:FIRST／トラジャらが部門首位に Eve、澤野弘之プロデュース楽曲で桐谷健太主演ドラマ『院内警察』主題歌を担当 ＜ライブレポート＞DIR EN GREYが『PHALARIS』ツアー最終章で魅せた濃密な世界観