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嫁姑問題はいつの時代もあるものだ。危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏はこう話す。 「高齢化社会に伴い、嫁姑関係も長く続くケースが増えています。そもそも折り合いが悪くて当然。年齢を重ねて頑固になったりすると余計こじれることも多くなるのでは?もちろん仲良くやってらっしゃるお宅もあるとは思いますが、みんながみんなそうとは限りません」。 離れて暮らしていても問題はある。 「日本では夫の親の介護を妻が担うケースも少なくありません。そこでさらなる歪みが生まれることもあるでしょうね。何にせよ、大事なのは夫の立ち回り方。双方配慮することはもはやマナーと言えるでしょう」。 今回はそんな嫁姑問題を抱えるある女性から話を聞いた。 -----------------------------------------------------------------------------------

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藤山裕子さん（仮名・46歳）は、都内で2人の子供と夫と4人で暮らしている。双方、実家は遠く、新幹線を活用しないといけない場所にある。 「年に1度は帰省するようにしてきましたが、コロナがあってから少し足が遠のいています。夫の実家は、東北地方で米どころ。農業も盛んで自分達でも畑をやったりしているので、年に数回荷物が届くんです。食べ盛りの子もいるし、食材自体はめちゃくちゃ助かるんですが…」。 宅急便の中に必ず、あるものが入っているんだという。それがパンツだ。 「はじめはすごく驚きました。夫にまさかパンツ自分で買ったことないの?って確認しちゃったくらい。多分近所のイオンとかで売られてるもので、ちょっと変な柄とか色のトランクスが定番。荷物の隙間に入っているんです」。 ビニール袋に入れられたパンツが野菜と共に送られてくる光景。確かにあまり見るものでもない。 「ですよね。めちゃくちゃ怖くないですか?何より、この歳になっても息子のパンツを買う義母の神経がわからない。ちょっと気持ち悪く思うのは私だけなんでしょうか?」。 しかし、善意であることは理解している。いりませんと裕子さんが言うのもおかしな話だ。夫に掛け合ったこともあるというが、本人はさほど、気にしていない様子。 ー別にいいじゃん。送らせておけよ。親父のと一緒に買ってんだろ。