【ナゼ?】「子どもがいるから困る」「必要なコストなのでお金かけるべき」東京23区の“ゴミ袋有料化”検討に様々な声…現役清掃員芸人が提言「ゴミを減らすのは、お金持ちへの一歩」
そんな中、環境省による2022年度『一人一日当たりのゴミ排出量(人口50万人以上)』で、ゴミが少ない自治体ランキング1位だったのは、東京・八王子市でした。
東京・八王子市では、2004年から『ゴミ袋の有料化(40L・一枚75円)』と『一軒ずつ回る戸別回収』を開始。その結果、2003年に約20.7万tあったゴミが、2023年には14.3万tまで減っています。
また、その他の地域の取り組みとして、千葉市のミニストップ(一部店舗)では、指定の可燃ゴミ袋を一枚8円(10L)で販売。それがレジ袋代わりになっているということです。
ただ、45Lのゴミ袋が一枚200円と高額の自治体も。北海道えりも町は、高齢者が多く戸別回収であること、また海岸線約60kmという距離があって運送コストがかかることから、東洋大学・山谷名誉教授によると「日本一ゴミ袋が高い街」だということです。
■『片手で1億・両手で3億』ゴミ削減の工夫とは?“ゴミの種類”に見る地域性
ゴミを減らすために、何ができるのでしょうか。マシンガンズ・滝沢さんは、「牛乳パック6枚は、トイレットペーパー1ロールに生まれ変わる」「不燃ゴミは、清掃事務所などで回収してもらうと資源になる」とリサイクルを提言しています。 また、多摩市が唱えているのが、『片手で1億・両手で3億』です。生ごみの水分を絞って出すことによって、ゴミ処理にかかる経費を削減できるといいます。 (『読売テレビ』西山耕平アナウンサー) 「ゴミの処分にとって水分が非常に足かせになっていて、片手でギュッと水分を絞ったら1億円・両手なら3億円が削減されるということです」
そして、マシンガンズ・滝沢さんがゴミ収集する中で、見えてきたことがあるといいます。それは、“出ているゴミの違い”です。 一般的な住宅地では、たばこや大量の洋服など“長持ちしない消え物”が多いといい、「安いからと買ってしまい、大きな浪費につながっているのでは」と分析。 一方、高級住宅地では、運動用品など“長く使えて自己投資につながるもの”が多く、そもそもゴミの量も少ないといいます。「無駄なものは購入せずゴミを減らすのは、お金持ちへの一歩」だと話していました。 (「情報ライブ ミヤネ屋」2024年9月20日放送)
【関連記事】
- 【ナゼ?】黄金の国・ジパング再来の夢?北海道で『金の採掘計画』が浮上も、地元住民らは猛反対!「鉱毒で川が汚染されるのでは…」金の採掘は希望か、それとも分断を招くのか―
- 【ナゼ?】「オススメは、お湯ポチャ1分」「フィッシュソーセージチップス」人気再燃の魚肉ソーセージ、ひと手間でおいしさUPの食べ方をご紹介!2024年に入って再ブレイクしたワケ
- 【独自取材】「捜査員カッコ良かった」「やってないもん(笑)」『紀州のドン・ファン殺人事件』初公判 元妻・須藤早貴被告を最も知る人物が語る“素顔” 最重要ポイントは「覚醒剤がどのように入ってきたか」
- 【一問一答】「“へなちょこ”ばかりが出ている」田中真紀子氏が総裁選をぶった斬る!進次郎氏は「なってもらっては困る」忖度なしの大胆提言、全て見せます!
- 【特集】「『完治という言葉がない』と言われ絶望」“体操のひろみちお兄さん”こと佐藤弘道さんを突如襲った『脊髄梗塞』 下半身麻痺による過酷な闘病と死すら考えた“どん底”の日々…支えとなった家族との絆と、妻・久美子さんが初めて伝える想い