気多大社、千歳飴デザイン刷新 七五三、輪島塗の箸も贈る 五柱にちなみ5色
羽咋市の気多大社は、七五三の参拝で渡す千歳飴の袋のデザインを刷新した。大己貴命(おおなむちのみこと)など大社の五柱にちなんだ赤、緑、紫、黄、白の5色を配した。今年は輪島塗の箸も贈り、子どもの成長とともに能登半島地震からの復興への願いも込める。 袋は現代の様式に合うデザインとした。箸は地震で被災した鮓井商店(輪島市)による特別製。神道では、箸は神と人をつなぐ神聖なもので縁起が良いとされる。 神職の三井比以呂(ひいろ)さんは「七五三で家族が集まり、子どもの成長を祝う場として、気多大社へ訪れてほしい」と話した。