「小泉氏×トランプ氏」で日米関係どうなる? 日米トップ最高のマッチングは? キーワードは「共通点」 “もしも”の未来を大胆予想
【石破茂元幹事長が総裁になった場合】 「石破氏は安全保障分野・防衛分野への造詣が深いがトランプ氏による不規則だったり、あるいはデタラメで一般的ではない安全保障分野の発言に直面したような場合に、柔軟に対応できるのかやや疑問を感じる。許容できるか、受け流せるか未知数だ。また、“ハリス大統領”が誕生した際、日本の政治家が年功序列的でジェンダーもアンバランスな中で、石破氏では共通点をあまり見出しにくいのではないか」
【林官房長官が総裁になった場合】 「林氏は大変政策通で真面目な印象ながら柔軟な方であり、支持率が低迷し続けた岸田政権で官房長官として難しい舵取りを担ってきた人物だ。トランプ氏との関係も卒なく築いていけるのではないか。また、林氏は岸田派でもあり、バイデン政権を継承すると言っているハリス氏が大統領になる場合にも『岸田政権の延長線上』として理解しやすいのではないか。しかも林氏は海外経験も豊富、英語でカラオケするという話も耳にしたことがある」
◼️総裁選の行方は?
「派閥の影響力が弱くなっている中、これだけ多くの候補者が立候補しているため予想は難しい。一般には小泉氏と石破氏が競っていると言われているが小泉氏石破氏の決選投票になる場合、国会議員のウェートが高くなる決選投票では国会議員人気が高い小泉氏が有利に思える。一方で、小泉氏と高市氏の決選投票となった場合、予想より高市氏が善戦するかもしれない。高市氏は安倍元総理と関係性が近く、保守系媒体に頻繁に登場するなど保守陣営との関係も深い。最後二人になって競うとなった場合、他の候補者もどちらかを支援することになる。高市氏のほうが政治経験が長く、閣僚経験も豊富だ。対して小泉氏は政策論にかなり不安定なところがあることに加えて、父の小泉純一郎元総理と同じように突如として“自民党の常識ではないこと”を主張することもある。この不安定さが自民党議員らに好まれるかどうかだ。」 (『ABEMAヒルズ』より)