高松市が市民病院塩江分院の新築を断念 道の駅周辺の整備事業遅れが影響
KSB瀬戸内海放送
高松市が塩江地区で進めている道の駅周辺の整備事業が大幅に遅れています。この影響で市民病院の分院の新築を断念したことが分かりました。 【写真】道の駅周辺の整備計画地 高松市塩江町
高松市民病院の塩江分院は1979年に整備され、施設の老朽化が進んでいます。入院病床は休止されましたが、内科や外科など6つの科の外来診療があり、1日約60人が利用しています。 高松市は塩江地区で進めている道の駅周辺の整備事業の一環で、塩江分院に代わる医療施設を新築し、2026年度の開業を計画していました。 しかし、入札の不調などで整備事業の工事が大幅に遅れているため、医療施設の新築を断念しました。 高松市は現在の塩江分院の敷地にある塩江地域保健活動センターを全面改修し、地区の医療提供体制を維持したいとしています。
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