サウナでK-カルチャー体験を堪能しよう!韓国コスメにサ飯も充実「タイムズ スパ・レスタ」の韓国フェアに行ってみた
東京・東池袋にある「タイムズ スパ・レスタ」では、2024年9月2日~12月1日(日)まで韓国フェアを開催中。東池袋駅から徒歩3分という好立地で、3フロアある施設のうち1フロアがまるっと女性専用のサウナ施設。女性専用フロアには浴室(サウナ)、脱衣所、休憩スペース、ボティトリートメントがあり、十分リラックスできる特別感が女性利用者から支持されている。そんな「タイムズ スパ・レスタ」で、今、人気の韓国をフィーチャーしたフェアなんて期待しかない!ということでさっそく行ってみた。 サウナ行こ! ~こころもととのう、サウナ女子ノススメ~ ■アンニョンハセヨ!韓国のサウナ文化に触れよう 「タイムズ スパ・レスタ」の韓国フェアはエントランスからスタート。フロントのある11階をはじめ各フロアに韓国の世界遺産や風景の写真やポスターを展示していて気分を盛り上げてくれる。 フロントの前にある売店コーナーでも普段はない韓国コスメや韓国のお菓子などを販売。イチオシはフェイスマスク。パウダールームにも「雪肌精」などのコスメは常備されているが、気分を高めるなら韓国コスメのフェイスマスクをチョイスするのもいい。種類もさまざまなので、受付を済ませたらお気に入りを購入してから浴室に向かおう。 ハングルがかわいいサウナハットなどもあるのでチェックしたい。また、韓国ドラマなどでも見かける、羊の頭のようにタオルを巻く“やんもり(양머리)”。巻き方を掲示しているので、ぜひトライしてみてほしい。 韓国に行ったことがある人や韓国好きの人なら知っていると思うが、「チムジルバン」は韓国のスーパー銭湯のような施設のこと。風呂やサウナに、岩盤浴のように着衣で体を温める部屋や、飲食できるスペースを併設している。ここ数年のサウナブームではフィンランドをはじめとするヨーロッパのサウナが注目されているが、韓国では日本のスーパー銭湯のようにサウナと風呂を一緒に楽しむ文化がある。“やんもり”もチムジルバンの館内着を着て過ごすエリアでかぶっていることが多い。そんな韓国の風呂文化、サウナ文化を感じられるのもこのフェアの楽しみのひとつ。 ■スチームサウナとフィンランドサウナの2種類のサウナを楽しめる。曜日で変わるサウナイベントも メインの浴室内には一部の席に韓国のバスアメニティが置かれているので、これを使って体と髪を洗おう。女性の浴室にはサウナが2つある。1つはスチームサウナで最初に入るならこちらがおすすめ。フェア期間中は韓国をイメージしたアロマを使用していて、よもぎ蒸しのような香りが漂う。サウナ室内には塩が置かれているので、肌の上に塩をのせてじんわりと体を温めよう。汗をかいて塩が溶けてきたらシャワーを浴びて水風呂へ。体が温まりきっていない状態で水風呂に入るのは抵抗があるので、無理だと思ったら汗を流したあとに露天スペースにある椅子やベッドでの外気浴をチョイス。 休憩したら水分補給をしたうえでフィンランドサウナへ。フィンランドサウナは曜日によって楽しみ方がある。毎週火曜日と木曜日の15時半からは韓国をイメージしたよもぎやヒノキのアロマの香りが楽しめるアウフグースを実施。アロマ水をサウナストーンにかけて発生した蒸気をスタッフがタオルで撹拌し、うちわを使って風を送ってくれる。何とも言えない香りが韓国のチムジルバンを思わせる。体感温度が上がり汗もしっかりかけるので、ぜひ体験してほしい。ただ、アウフグースは14時にフロントで配布される参加券が必要。定員12名で先着順のため、なかなかの狭き門ではあるが、時間をチェックして整理券を手に入れよう。ちなみに“やんもり”で参加するのがおすすめ。 しっかり温まったら汗を流して水風呂へ。足元から水をかけて慣らしていき、足からゆっくり入ってみよう。長く入る必要はないので、一旦サッと、1~2秒でいいから入ってみる。冷たいと思ったらすぐ出てもOK。そこであきらめず、再度入ってみよう。さっきより平気だと思うのではないだろうか。そのまま外気浴をすれば、体が温まってくるのを実感できるはず。大前提として無理をしないことが大切だが、まだ暑さの残るこの時期、水風呂に入るとやっぱり気持ちいいのでトライしたい。水風呂に慣れている人は、横に置かれているフレークアイスを頭にのせてみよう。サウナ室でも一番温度の高い位置にある頭を冷やすのは、何とも格別の気持ちよさ。氷が置かれている施設は限られるので、ぜひ体験しておきたい。 アウフグースが行われない日も別の楽しみ方がある。月曜日と水曜日はセルフロウリュができる日。アウフグースは時間と定員が決まっているが、セルフロウリュは終日、いつでも体験できる。韓国のよもぎ蒸しをイメージした香りのアロマ水をサウナストーンにかければ、サウナ室いっぱいに香りが広がる。アロマ水は最大5杯までOK。かけたあとは砂時計をひっくり返そう。次のロウリュは砂時計が終わってからというルールになっている。 さらに「タイムズ スパ・レスタ」は金曜日がレディースデーとなっていて、ちょっと特別仕様になる。アロマ水を凍らせた“キューゲル”(氷の珠)をサウナストーンの上に置いて、氷が溶ける音や香りを楽しみながら、湿度が上がっていくなかで汗をかく、いつもとは違うロウリュを体験できる。14時半と17時半の2回なので、この時間に合わせてサウナを楽しみたい。もちろんアロマは韓国をイメージしたもの。キューゲルはバラの花の形になっていて、溶けるのは一瞬だが見た目からワクワクできるロウリュだ。さらに、レディースデーは露天エリアのジェットフォームバスが生花を浮かべたフラワーバスになるので、ちょっとした姫気分を味わえる。 ■サ飯にぴったりの韓国フードとドリンクはマシッタ! サウナと入浴が終わったらフェイスパックで肌を整える。館内着に着替えてレストラン「The KITCHEN」へ。今回のフェアのもう1つの目玉が韓国料理。サウナ後のドリンクに選んだのは韓国のチムジルバンで定番のドリンク「シッケ」(650円)。「ヨッキルム」(麦芽粉)とお米を発酵させて作るジュースで、韓国の伝統的な飲み物。甘酒に似た味わいでやさしい甘さがサウナ後の体にしみる。 サウナのあとはおなかが空く。しっかり汗をかいたせいか、ガツンとした味を食べたくなる。そんなときにまさにぴったりなのが「彩り野菜とサムギョプサル」(2200円)や「韓国風海鮮スンドゥブ鍋」(2200円)、「特製辛口タレのプルコギ」(1450円)。それぞれ単品でも食べられるが、プラス650円でごはん、味噌汁、韓国カフェデリ4種がセットになったカフェデリプレートにすることもできるので、おなかが空いたときには断然こちらをおすすめしたい。どれも辛すぎずボリュームもあって、サウナ後の空腹を満たしてくれつつ、韓国気分を上げてくれる。 ほかにも「大判チヂミ」(1100円)や「特製プデチゲ風ラーメン」(1580円)、「彩り具材のビビンパ」(1480円)など、定番の韓国グルメがラインナップ。甘いもの派には「ホットク シナモン」(680円)や「クロッフル」(1480円)といった人気スイーツもおすすめ。「おつまみヤンニョムチキン」(1080円)や「マンドゥ 韓国餃子」(880円)はアルコール派のおつまみにも、食事のときのあと一品、小腹がすいたときのお供と、さまざまなシーンで食べたくなる。 食事やスイーツに合わせるドリンクも韓国のジュース「ボンボン(もも/ぶどう)」や「すりおろし梨」を使ったサワー(各750円)、モクテル(各680円)とフェアならではのラインナップ。アルコールなら韓国の新ブランドビール「TERRA ビール」(小瓶1100円)や「チャミスル トクトク(すもも/マスカット)」(各880円)を選びたい。ただし、アルコールを飲んだあとのサウナや入浴は危険なのでシメとして飲むようにしよう。 ■リラクセーションメニューやスパメニューにも韓国のエッセンス 韓国というと美容もチェックしたいところ。「タイムズ スパ・レスタ」にはボディケアの「忘我(ボウガ)」、タイ健式の「アユタヤ」、あかすり&ボディスクラブの「Shinbi(シンビ)」など、種類が豊富なのも女性人気が高い理由。今回のフェア限定のリラクセーションメニューでは、韓国発のヴィーガンコスメ「アロマティカ」などを使用したスペシャルなケアを実施。いつもとは違うボディケアを体験できる。さらに韓国フェア限定メニューの利用者には、韓国コスメのフェイスマスクのプレゼントも。施術後に専用ラウンジで、韓国のお茶と最近日本でも人気の韓国の伝統菓子「약과(ヤッカ)」をいただける。癒やされたあとにほっこり。 さらに、入会金・年会費無料のタイムズクラブ会員になると、「韓国フェア満喫パック」を利用できる。入館料+食事(カフェデリプレート+ドリンク)+選べるボディケア(ボディケアセット75分orヘッドスパセット50分)+プレゼントが通常1万6679円相当が1万5620円とお得になる。プレゼントは「アロマティカ」のスカルプスクラブなので、自宅でも韓国気分を楽しめる。もう1つ、プレゼントは付かないが入館料+食事(カフェデリプレート+ドリンク)+選べるボディケア(ボディケアセット45分orヘッドスパセット30分)で通常1万1000円相当が9900円というプラン(いずれも土日祝は+700円)も。食事やリラクセーションメニューも体験したいなら、お得に楽しむのもアリ。 「タイムズ スパ・レスタ」のうれしいところは、滞在時間に制限がないところ。深夜0時以降は割増料金がかかるものの、その前に退出すれば、開館からずっと滞在していてもOK。韓国旅行さながらのリラックスした1日が過ごせる。フェアは12月1日(日)までとまだまだ期間が長いので、「タイムズ スパ・レスタ」で思いっきり韓国の魅力を味わおう。 取材・文=岡部礼子 ※記事内の価格は特に記載がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。