中井貴一、岡田将生の“成長”にしみじみ 山崎育三郎&野呂佳代からもイジられる愛されぶり
医療従事者からも人気の高い『ザ・トラベルナース』
前作を経て、医療従事者から声をかけられることも増えたという岡田と中井。歩役の岡田は「『まさか歩ちゃんに採血をできる日が来るとは思いませんでした』って」と笑い、静役の中井も「大概、採血のときが多いんですよ。マンツーマンになる瞬間なので、そのときに『ちょっと血管出にくいですね、静さんっ』とか」と同調する。 さらに岡田は「医療従事者の方に寄り添いながらドラマを作っているので、みなさんに共感してもらえるような、あったかいドラマにしていけたら」と思いを述べ、中井は「『ザ・トラベルナースを見て、感動して看護学校に入ってきた子がいるんですよ』というお話も聞くので、そういう一端も担えたら」と意気込んだ。 会見では、観察力を試すゲームも実施。「中井貴一が今、食べたいおにぎりの具は?」というお題に、“鮭”をあげた岡田が「貴一さんはすごく周りを見ている方なので、みなさんに合わせるためにシンプルなものなのでは」と語ると、「ちょっと変えてもいい? ストーリーをつけられると、ものすごくプレッシャーがかかる」と中井。ちなみに正解は「スパム」で、「海外に行ったときには必ず食べる。スパムおにぎりが一番好き」と意外な一面を明かした。 続くお題は「岡田将生が今、一番気になっていること」。山崎は「リアリティーショー」、野呂は「大丈夫、ウケてる、パーフェクト」と、会見における自分の見え方を気にしているのではと予想する。そんな中、中井は「この記者発表で『番組の成功です』って言える主役じゃないと。願いも込めて、こう答えてくれるだろうと。岡田将生の人間の根幹ですよ」とフリ(?)はバッチリ。 岡田は「まず一言いいですか? 僕はこのドラマをとっても成功したいと思っています。そこは忘れないでください」と前置きしつつ、ボードに書かれていたのは「今この部屋にいる皆さんが、楽しくいてくれているか」。会見を盛り上げたいという優しさから来る回答だが、中井からの「そこでリアリティーショーだったらおもしろい。なんか中途半端」というダメ出しに、岡田は平謝り。ユーモラスなやり取りに、会場中が大爆笑だった。
nakamura omame