「あのクズ」9話、“海里”玉森裕太に「目と表情に引き込まれる」「目に光がない演技が上手い」など高評価続出
奈緒主演の火曜ドラマ「あのクズを殴ってやりたいんだ」。その第9話が12月3日に放送され、悟の“告白”に「憎む気持ちだけじゃないのが伝わってきた」といった反応が上がるとともに、海里を演じる玉森裕太の演技にも高評価が集まっている。 【写真】「あのクズを殴ってやりたいんだ」第9話 奈緒がTBSドラマ初主演、ボクシングをテーマにしたクズきゅんボクシングラブコメディが展開中の本作。スパーリング相手に殴られ脳震盪で救急搬送された佐藤ほこ美を奈緒が演じるほか、ずっと荒れた生活をしていたが、ボクシングカメラマンとしての道を歩み出した葛谷海里には玉森裕太。ほこ美に告白し、海里には“宣戦布告”した同僚の大葉奏斗に小関裕太。 ほこ美のスパーリング相手に金を払い、彼女を傷つけるよう裏で計っていた相澤悟に倉悠貴。ほこ美を嫌う同僚の新田撫に玉井詩織。7年前に海里との試合で亡くなった平山大地に大東駿介。海里のことが好きだったほこ美のトレーナー・羽根木ゆいに岡崎紗絵。ほこ美が通うジムの会長で、かつて海里を育てていた羽根木成に渡部篤郎といったキャストが出演する。 ※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。 スパーリングで脳震盪を起こしたほこ美は病院に搬送され入院。一方、海里はゆいからスパーリング相手が、ほこ美をKOしたら金をもらえる約束をしていたことを聞かされる。さらに週刊誌には海里にだまされたという女性の告発も寄せられ、裏で悟が動いていたことを知った海里が自宅に戻ると、悟の荷物はなくなり、電話もつながらなくなっていた。 その後、海里はスポーツフォトアワードで新人賞を受賞し授賞式に登壇することになるのだが、そこには悟の姿が。「何が目的なんだ?」と問う海里に、悟は「あんたはその手で俺の一番大事な人を奪った。あんたは俺の兄貴を殺した。俺は平山大地の弟だよ」と自らの素性を明かす。さらに兄を奪われた復讐として海里の一番大事な人を傷つけるため、ほこ美のスパーリング相手を仕組んだことも告白し、「あんたが死ねばよかったんだ」と心の内に秘めてきた想いをぶつける…。 SNSでは悟に対し「大好きなアニキ奪われたのは辛い」「悟くんの気持ちも分からなくもないけど、だからって海里に死ねばよかったは言い過ぎ」といった声とともに、悟のセリフとともに流れる、海里との楽しい思い出のカットを見た視聴者からの「海里を許せないけど憎む気持ちだけじゃないのが伝わってきた」「悟も海里と一緒にいて楽しかったよね 楽しいと思っちゃう自分が許せないんだろうな」といった投稿も。 一方、悟の言葉を聞いた海里は、抜け殻のような表情となって帰宅すると、自宅の写真関連の資料や機材などをゴミ袋やダンボールに放り込んでいく。そして病室のほこ美を訪ねハグ、「バイバイ」と告げ、病室を去ったあと号泣する…。 悟の言葉を聞いてからの海里の表情の変化にも多くの視聴者から反応が集まっており、「光を失ってしまった目と表情に引き込まれる」「泣き崩れるシーンは本当に演じている玉森くんが凄すぎた」「玉森くん目に光がない演技が上手い」など、海里を演じる玉森さんの演技を評価する声も数多く寄せられている。 【最終回あらすじ】 退院したほこ美は大葉から海里と悟の関係を知らされ、大葉に背中を押され海里を探しに出る。やっと見つけた海里は傷だらけの状態で、海里に立ち直って欲しいほこ美は海里に語りかけるが、その言葉は届かない。そんな海里の姿を見てボクシングを続けると決めたほこ美だが、前回のスパーリングでの恐怖をぬぐい切れず…。 「あのクズを殴ってやりたいんだ」は毎週火曜22時~TBS系で放送中。
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