バイデン・TV討論会の「惨劇」にア然…!不安を抱えた大統領が「核ミサイルボタン」を持っているという「ヤバすぎる恐怖」
忘れるな、バイデンは核のボタンを持っている
前記TV討論会においてバイデン氏(および民主党政権)の「不都合な真実」が、TV生中継によって全米に明らかにされた。 しかし、それまで(うすうす感づいていた人々も含めて)「不都合な真実」を知らなかった米国民が大多数であったとしても、「関係者」はわかっていたはずだ。バイデン氏が、討論会の当日に突然このような状況になったはずがない。 日常的にバイデン氏と接する政権メンバーや「不都合な真実」の情報を入手しやすい民主党議員たちが「知らなかった」わけではないということだ。 つまり、バイデン氏および「バイデン民主党政権」の「不都合な真実」は彼らによって隠ぺいされ、その隠ぺいをオールドメディアが「報道しない自由」によってサポートしてきたと考えざるを得ない。 2021年4月1日公開の「居眠りジョーはいつ目覚めるのか? バイデン政権の『寿命』を考える」冒頭「核ミサイルスイッチ問題」において、「米民主党の下院議員31人がバイデン大統領に書簡を送り、『核兵器の発射ボタン』を押す権限を手放すよう求めている」と述べた。 実際、民主党の中でも良識のある議員達は、2021年1月20日の大統領就任直後から「バイデン氏の大統領としての資質」に対して、勇気を持って疑問を投げかけていたのだ。 しかし、「小物」が蔓延している民主党では、その勇気ある行動が続かなかった。 その結果、2月24日公開「『記憶力の弱い、かわいそうな高齢者』バイデンリスクは第3次世界大戦につながるか」という危機的状況を引き起こしているのだ。
「小物」のバイデンを担ぐしかなかった民主党
もちろん、民主党内部にも前記のような良識ある議員は存在するし、「バイデン氏以外を望む声」もかなりあった。 昨年1月30日公開の「バイデンはお払い箱か? 大統領選挙に向け混迷を深める米国政治」、今年3月2日公開「『バイデンよりましだから』トランプが当選してしまうので『バイデンおろし』が始まった、でも誰が猫の首に鈴をつけるのか」で述べたように、2024年大統領選挙の民主党候補を決める際にも、(バイデン氏を排除するという)「良識ある声」が聞かれなかったわけではない。 だが、民主党さらには米国の行く末を憂慮する声は、「自分自身の保身」を優先する「小物」達の声にかき消された。 もちろん、大統領としての資質に大きな疑問があるバイデン氏自身の問題は大きい。しかしながら、その「不都合な真実」に目をつぶり、国家の将来よりも「自己の保身」を優先する、政治家、官僚・役人、オールドメディアが抱える問題の方がより深刻だ。 それでは、バイデン氏と対決したトランプ氏はどうであっただろうか? 続きは「有事には『嫌な奴』が必要だ!……米大統領選TV討論会のバイデンの失態でいよいよ優位のトランプを世界が受け入れるべき理由」を見よ!
大原 浩(国際投資アナリスト・人間経済科学研究所・執行パートナー)