テン・ハーグの後釜として接触も…S・インザーギはマンチェスター・Uからのアプローチを拒否
インテルのシモーネ・インザーギ監督は、マンチェスター・ユナイテッドからのアプローチを拒否していたようだ。『スポーツイタリア』が伝えた。 2022年夏に就任したエリック・テン・ハーグ監督の下、3シーズン目を迎えたマンチェスター・Uは、ここまで開幕6試合を終えて2勝1分3敗と低迷。先週末のトッテナム戦では本拠地で0-3の大敗を喫し、ヨーロッパリーグでも2試合連続の引き分けに終わるなど、シーズン序盤戦から躓いてしまっている。 この状況を受け、テン・ハーグ監督に対して進退に関する話題が多く取り上げられている中、『スポーツイタリア』によると、マンチェスター・Uの幹部陣がインテルの指揮官を務めるインザーギ監督に接触したと報道。ただ、その試みは断られたようだ。理由としては、昨季のFAカップ決勝前に新監督を公然と探していた件が失敗に終わったこともあり、さらなる不確実性を避けたいと考えていると伝えた。 2016年からトップチームの指揮を取るようになったインザーギ監督は、これまで指導者として印象的な成績を残している。ラツィオではコッパ・イタリアを制覇。インテルに招聘されてからはセリエA優勝、コッパ・イタリアを2度優勝、またチャンピオンズリーグ決勝進出に導くなどの結果を残し、確かな手腕を見せつけている。 報道によれば、インザーギ監督は明らかにマンチェスター・Uの目に留まっているようだが、クラブを離れる準備もできていない模様で、もしマンチェスター・Uが監督交代を決断する際には他の候補を探さなければならないだろうと伝えている。