「千歳アウトレットモール・レラ」 閉店相次ぎ残るは4店舗 法律上の“大規模小売店舗”の届け出廃止…新千歳空港が近く観光客でにぎわうもライバル店との競争激化 コロナ禍で利用者減
「ラピダス」の進出は追い風にはならないのでしょうか? 「ラピダスの従業員はこれからやってくるので、住宅需要はまだ爆発していない。いま必要とされているのは、レジデンスのような住宅系の建物」(志田さん)
レラに店舗を構え 「べつばら団子」が有名に
すっかり寂しくなってしまった「千歳アウトレットモール・レラ」。しかし、ここに救われたという夫妻がいます。 「“レラ”に入っていなければ今のこの状況はなかったと思う。われわれ夫婦の中では年を取り時間がたっても、“レラ”という言葉は出てくると思う。忘れることはない」(オフィス ゲン 宮本 弓弦さん)
道の駅などで週末には1日約400本売れるという人気商品「べつばら団子」。 製造から納品まで全てを2人で手がける、宮本弓弦さんとまどかさん夫妻です。 以前は、北海道物産展で全国を飛び回る毎日を送っていました。しかし。 「コロナ禍を機に物産展の仕事は、ほぼなくなってしまった」(宮本 弓弦さん)
ぱったりとなくなった仕事。そんな時「千歳アウトレットモール・レラ」のイベント担当者から声がかかり、店を構えることになったのです。 契約は1年でしたが人気を呼び、この春からは道の駅やスーパーで販売を始めました。夫妻の転機となった場所が姿を消そうとしています。
「たくさんのお客様との出会いがあり、今でもつながっている。思い出がたくさんあって、すごく寂しいです」(オフィス ゲン 宮本 まどかさん) 「千歳アウトレットモール・レラ」の運営会社は残るテナントとの契約がある限り営業を続けるとし、施設の今後については明らかにしていません。
UHB 北海道文化放送
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