「いい伴侶ができてよかった」岡田美里、堺正章からも祝福された“人生のセカンドステージ”
“カリスマ主婦”と呼ばれて
子育ての傍ら、美里は得意としていた料理、手芸、編み物、インテリアコーディネートなどが女性誌に紹介され始める。それが注目を集め、次々と雑誌で特集が組まれるようになっていった。 「クリエイティブなことが大好きだったので、雑誌の誌面づくりも楽しめました。反響が大きくて驚きましたね。『ミセス』では15ページの特集も手がけました。面白かったですよ。 たまたま娘のために手作りしたトートバッグを持って編集部に行ったら、“美里さん、そのバッグどこで買ったんですか?”と聞かれて“自分で作ったんですよ”と言ったら“いいですね。その作り方をやりましょう!”という感じでどんどん新たな企画になっていくんですよ。今考えるとライフスタイルを紹介する、そういう人がほかにいなかったんでしょうね」 多くの連載を抱え、資生堂、花王ソフィーナ、味の素など数々のCMにも出演し、「婦人女性誌の表紙を最も多く飾った女性」(婦人画報等)に3年連続して選出され、いつしか“カリスマ主婦”と呼ばれるようになる。 '99年には、ライフスタイルを提案するスクール『アトリエミリミリ』を開講。タレント業と並行し、パン教室の講師やテーブルウエアをはじめとする生活用品のデザイナーとしても活躍する。 また、紅茶ソムリエ、紅茶コーディネーターとしても活躍。'06年にはデンマーク王室御用達、創業1835年の老舗紅茶専門店の世界初の支店を日本に進出させるなど、タレント活動とは別の実業家の顔も見せるようになっていく。しかしその一方で私生活では、'01年に堺と離婚。 その際には、毎年お中元やお歳暮が山のように届き、それに閉口したことなどがワイドショーで語られたが、 「そんなことで離婚なんかしませんよ(笑)。でも、彼に対する悪口は絶対に言いたくなかったし、言いませんでした。堺さんにはもっと活躍してもらいたかったんです。だから別れました、ということなんですね」 その後、'03年にスポーツインストラクターと再婚するが、'08年、再び離婚する。