浜松学芸高生が揮毫 加藤学園などのプラカード /静岡
<センバツ高校野球> 第92回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場する加藤学園(静岡)と日本航空石川(石川)、星稜(同)が開会式で使用するプラカードの校名を、浜松市の浜松学芸高校書道部が揮毫(きごう)することになった。締め切りは2月末で、最高の出来栄えのものを提出しようと担当する部員3人が練習に励んでいる。 【動画】センバツ出場校、秋季大会熱闘の軌跡 同校は「書の甲子園」の愛称で知られる国際高校生選抜書展の入賞常連校。2019年は団体の部で全国準優勝に輝いた。部長の吉原美歩さん(2年)が加藤学園、浦野楓夏さん(2年)が日本航空石川、鈴木翔馬さん(3年)が星稜を担当する。 吉原さんは「高校野球好きな自分にとって貴重な体験。応援の意を込めて力強く書きたい」と笑顔。浦野さんは「甲子園出場に花を添えられるように優雅さや線の抑揚に気を配った」、鈴木さんは「書道と野球と違う部活だけど、頑張ってほしいという気持ちを込めている」と話す。 指導する増田与久教諭(50)は「出場する選手や学校関係者が『うちのプラカードいいね』と喜んでくれるような書を贈りたい」と述べた。【福沢光一】