“謝ったら死ぬ病”って何?謝れない若者と謝りすぎの日本人 ひろゆき氏「謝るべきではないところのラインは作るべき」
■ひとまず謝るべき?ひろゆき氏「謝らないラインを作るべき」
自分の気持ちを守るために謝らないことがあるとされる中、日本人は“謝りすぎ”とも言われる。ある調査では、悪いと思っていなくてもとりあえず謝る人の割合が、44.7%にもなった。タレント・ジャーナリストのたかまつななは「私は謝るタイプ」だという。「謝ることで関係性が良くなる。もちろん自分の信条に反することでは謝れない時もあるが、相手のこだわりの範囲内なら『すみません』と言う。友だちが『悪くなくても謝ると得だよ』と教えてくれたことがあった。相手がミーティングを忘れていたとして、こっちが『リマインドしてなくてすみません』と言えば、相手の顔も立ててあげられるし、向こうも気持ちよく仕事できるよと言われて、そういうスキルもあるのかと思うようになった」。 一方で、ひろゆき氏は謝らないことの重要性を説いた。「例えば仕事で納品した商品に関してクレームが来た時、謝ったらそれは商品に対して値下げをするとか直すという何らかしらの対価が発生する。なので、これは正しい、うちの商品はこういうものですという、謝るべきではないところのラインは仕事の中で作らなきゃいけない。クレームが来たらとりあえず謝るみたいな、ふわふわしたことをやっていると、それなりの責任のある立場で会社を動かすことができなくなる」と、まずは謝るという選択を取ることでの不利益を指摘した。さらには「日本人特有の防衛機制もある気がする。アフリカでも東南アジアでも遅刻して怒る人はいない。価値観は人によって違うから『この人はこう考えるのだから、謝らなくていいんじゃない』で終わるべき。とりあえず口先だけ謝っておいた方が円滑な時もあるが、仕事では正しいことを追求しなきゃいけない」とも加えていた。 (『ABEMA Prime』より)
ABEMA TIMES編集部