センバツ 呉、全校応援の練習に300人 /広島
<第91回選抜高校野球> 第91回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場する呉で15日、全校応援の練習が行われた。生徒約300人が集まり、約2時間にわたって17種類の応援歌や振り付けを覚えた。 盛り返したい重要な局面で歌う予定なのが「ファイティングソウル」というオリジナル曲。吹奏楽部の川口靖子教諭が2年前に作曲し、当時の野球部員が「つらい練習を乗り越えてきたから今回も難関を乗り越えられる」というメッセージを込めて歌詞をつけた。 この日は野球部の応援団やチアリーディングチームの指導を受けながら、吹奏楽部の演奏に合わせて練習。最初は恥ずかしがっていた生徒たちも徐々に大きな声を合わせられるようになり、振り付けを楽しんでいた。 初戦が23日の開幕試合となり、同校は生徒約270人が甲子園で応援する予定。 1年の松井大さんは「甲子園では、のどがガラガラになるまで応援をしたい」と待ち望んでいた。【隈元悠太】