小銭をコツコツためて10万円達成!「無料で」両替する方法はありますか?
小銭貯金でたまった小銭。せっかくためたにもかかわらず、枚数によっては、銀行の窓口や両替機で両替をするときに手数料がかかってしまいます。枚数によっては数千円の手数料を取られてしまうため、損した気分になる方もいらっしゃるでしょう。 できれば、手数料なしのタダで両替したいというのが本音。そこで今回は、小銭の両替でかかる手数料や、手数料なしで両替する方法について考えてみました。
小銭の両替には手数料がかかる!
コツコツとためた小銭を両替するときは、金融機関によって手数料がかかるため、注意が必要です。 例えば、小銭を銀行の窓口へ持っていって両替すると、手数料が発生します。100円玉をコツコツためて10万円達成したとすると、小銭は1000枚、500円玉であれば200枚です。これを銀行の窓口へ持っていって両替すると、表1のような手数料が発生します。 表1
三井住友銀行・みずほ銀行・三菱UFJ銀行では両替機を使う方法もありますが、上限は1000枚までで、枚数に応じて以下の手数料が発生します。 ・200枚:400円 ・1000枚:800円 せっかくためた10万円も、銀行窓口や両替機で両替すると、数百円から数千円の手数料が取られてしまうのです。1円玉・5円玉・10円玉を含む小銭貯金の場合、10万円達成時には1000枚をはるかに超えた枚数となり、両替の手数料も大幅に上がってしまうと考えられます。
手数料なしで両替する方法はある?
銀行のATMに小銭を入金して引き出せば、手数料無料で小銭を両替できます。ただし、一度に入金できる枚数は決まっているため、数回に分ける必要があるでしょう。 例えば三井住友銀行の場合、1回当たり硬貨は100枚まで、500円硬貨は75枚まで入金できます。みずほ銀行や三菱UFJ銀行でも、1回当たりに入金できる硬貨の枚数は100枚までです。 なお、ゆうちょ銀行のATMの場合、小銭の入金は100枚までできますが、枚数に応じて110~330円の手数料がかかるため、注意が必要です。 例えば、500円玉貯金で10万円を達成した場合は、硬貨200枚を2~3回に分ければ、ATMで入金できます。100円玉貯金の場合は硬貨1000枚になりますので、10回に分ける必要があります。ATMに硬貨を入金する際は、利用できる時間が決まっていることにも注意が必要です。