孫が折った紙飛行機で空へ…妻を失った男性の嘆き 熱海土石流3年 「置き去りに…」進まぬ復興に募る不満【静岡発】
「置き去りにされていく」
以前自宅があった場所は2023年9月に警戒区域としての規制が解除され、自由に入ることができるようになった。しかし、周辺の復興が進まないことが田中さんや被災者が前を向き切れない理由の1つとなっている。 静岡県や熱海市が行う河川や道路の工事は当初の予定より遅れが生じていて、復興の先行きも見えていない。 田中公一さん: 見た通り、何も進まない。いつになったら(工事を)始めるのかわからない。いつまでもこの状態では“宙ぶらりん”ですよね。歳だけは確実にとるから、なんか置き去りにされていく、そう感じても仕方がない。穏やかに暮らせる場所にしてほしい 発災から何年経っても、被災者が感じた悲しみがなくなることはない。一日でも早い復興が求められている。 (テレビ静岡)
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