<高橋克実>「9ボーダー」3姉妹の父・五郎が「うらやましい」 10代の頃「太陽にほえろ!」に憧れて 銭湯の思い出も
--今回、失踪したり、戻ってきたりする役柄を演じる中で、共感するようなところはありましたか?
五郎のようにあっちへ行ったり、こっちへ行ったりできるっていうのはうらやましいですね。ちょっと憧れてしまいます。
--高橋さんがもしもやむを得ない事情で失踪することになったら、一日どういう動きをしますか?
追い込まれているはずだから、まずはとにかく逃げなきゃ(笑い)。でもやっぱり戻るとしたら、きれいにしてからみんなに会いたいと思うんじゃないでしょうか。だからきっとその前に銭湯に行きますね。銭湯ってやっぱりそういうところがありますよね。今だとサウナで「整う」っていうのがありますが、やっぱり「整理をつける」っていう気持ちの面もあると思います。
--最後に五郎さんなりのメッセージがあればお聞かせください。
見た後に、「あ、今日は家のお風呂じゃなくて銭湯行ってみよう」と思っていただけたらいいなって思いますね。やっぱり家のお風呂より大きいですからね。まだ混んでいない時間帯、開店したばっかりの空いているときがいいんですよ。風呂桶が「ゴーン!」とかいって響くんですよ、人がいないから。ああいう独占する感じがいいですよね。歌とか歌っちゃいたくなるような。