香取慎吾が9日スタートの主演ドラマ完成披露で、共演の中山美穂さんを追悼 「熱い思いを受けて頑張りたい」
元SMAPの俳優で歌手、香取慎吾(47)が7日、東京・港区のユナイテッドシネマお台場で行われた9日スタートのフジテレビ系主演ドラマ「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」(木曜後10・0)の初回完成披露試写会に登壇した。 【フォトギャラリー】香取慎吾が2025年の「大阪国際女子マラソン」メインビジュアル手掛ける 人生の崖っぷちにある男、大森一平(香取)が政治家転身のため、保育士の義弟一家を自らのイメージアップに利用する姿を描くオリジナル。義弟の勤める保育園の園長として初回と第3話に出演するのは、昨年12月6日に急死した女優、中山美穂さん(享年54)だが、香取との共演シーンを撮る前に他界した。第5話からは園長が異動となり代わりの園長が来たという設定で、美穂さんの実妹で女優、中山忍(51)が出演する。 香取はこの日、「美穂さんがこの作品に熱い思いを持っていることは(スタッフから)聞いていたので、共演シーンを楽しみにしていたけど…それはかなわなかった」としんみり。「でも、美穂さんの熱い思いを受けてみんなで頑張ろうと話したので、(天から)その思いをきっと届けてくれると思います。最後まで頑張りたい」と誓った。 初回には元SMAPの俳優で、同じ所属事務所の親友、草彅剛(50)がゲスト出演することも発表されたばかり。香取は「草彅さんは友と言うか家族のような存在なので、僕が11年ぶりで今回、フジ系ドラマの主演が決まったときも『うれしい!』と言ってくれた。初回撮影のときは距離の遠い舞台公演中の場所から駆け付けてくれたので、『友情がなかったら、まじで断っていた』と話してたけど」とユーモラスに打ち明けた。 義弟を演じる志尊淳(29)は香取と初共演。「僕は香取さんをテレビで見て育った世代。本当にスターなんですよ」と切り出し、ある商店街で行われたロケの際「香取さんは1軒1軒まわって『慎吾ちゃんだよ!』とあいさつして、その家の95歳のおばあちゃんとも電話で話してた」と裏話を披露した。 香取は「人が好きで話が好き。商店街の人たちと話していると楽しいんです」と事も無げにニッコリ。義弟の子供役の増田梨沙(8)、千葉惣二朗(6)からも「やさしくて話が面白い」と慕われ、義弟の嫁だったが亡くなる妹役を演じる向里(こうり)祐香(34)も「初めて握手したときスターのオーラを感じた」と打ち明けた。
ドラマは大森一平が義弟一家との交流を通じ、やがて本気で日本を変えていくために政治家を目指し奮闘する。果たして打算的な最低の男から、最高を目指す男になれるか注目される。
【関連記事】
- 香取慎吾、SMAP時代の楽屋あいさつを懐古「すごい空気なんだから5人集まっちゃうと!」
- 香取慎吾、11年ぶりフジ系連ドラ主演 25年1月期『日本一の最低男~』で政治家目指す役「〝今度の慎吾ちゃんは最低だね〟って言われたら、こっちの勝ちかな」
- フジテレビ、中山美穂さん出演の2025年1月スタートのドラマ「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」を予定通り放送 中山さんは第1話と第3話に登場
- 中山美穂さん急死 自宅浴槽で…54歳早すぎるよミポリン 25年はデビュー40周年、1・9スタート香取慎吾主演ドラマにもキャスティング
- 香取慎吾、中森明菜と夢コラボ「香取くんに言われて来ないという選択はなかった」 デュエット版「TATTOO(feat.中森明菜)」配信