【素朴な疑問】羽毛布団って自宅で洗えないでしょ?⇒最近の羽毛布団が進化してて快適だった件
洗濯の方法は、折りたたんで洗濯ネットに入れ、弱水流で30度以下の水を使い、液体中性洗剤を使って洗うとのこと。使用する洗濯機は4kg以上が推奨で、羽毛布団が水を吸うので水量を多めに設定して洗うとよいとのこと。 今回は、5kg容量の洗濯機でドライコースを選択して、液体中性洗濯洗剤の「NANOX one PRO」を使い、洗濯ネットにはコンパクトに折りたたんで収納できるダイヤの「フランドリー・まとめて洗える特大ネット70」を使用して洗濯してみました。単品洗いが推奨されているので「洗えるダウンケット」のみで洗濯していますが、それ以外はいつもの洗濯とほとんど変わりありません。超簡単です。
注意したいのは乾燥方法。いわゆるコインランドリーなどの乾燥機を使ったタンブル乾燥が推奨されていないのです。天気のよい日に吊り干しでの乾燥が推奨されています。しかも選択肢は2つ。1つは日なたの直射日光下で吊り干し乾燥、いわゆる天日干し。もう1つは天気のよい日に日陰もしくは直射日光下でカバーを掛けての乾燥です。直射日光下の天日干しは除菌効果なども得られ、乾燥時間も早くというメリットはありますが、布団の生地がやや傷みやすいというデメリットもあります。これに対して陰干しやカバーを掛けての乾燥は布団の生地が痛みにくいというメリットがあります。
最終的には好みによる判断なのですが、筆者は太陽光でふかふかになった羽毛布団を楽しみたいので、多少生地が痛むことには目をつぶり、直射日光下で乾燥させました。天気はよかったのですが、それでも6月の北海道の最高気温は25度前後でしたが、まずは2時間、乾かして、ひっくり返して、さらに2時間でほぼ完全に乾いていました。そのまま取り込んでよかったのですが、まが日が沈むまで余裕があったので、さらに1時間ほど乾かしてから取り込みました。
せっかく洗えるのだから迷わず洗濯するべし
羽毛布団はどうしても洗うと傷むというイメージがあるので、取り込んだ後、洗っていない布団と比べたのですが、太陽光にしっかり当り、日なたの香りがして、よりふかふかしている印象です。生地が傷むなど、布団の寿命は短くなるかもしれませんが、汗をかくことの多い夏掛けなので、汚れた時は迷わずドンドン洗っていこうと思いました。 ここ最近、羽毛布団は最大の弱点ともいえる洗えないという欠点をかなり克服してきています。実際、筆者が使っている冬用の掛け布団も羽毛布団ですが、こちらはコインランドリーでの洗濯に対応しています。おかげで2000円も出せば洗濯できるので、年に1度シーズンごとくらいのペースで洗濯しています。とても気持ちがいい。 しかし、夏に関しては自宅で簡単に洗えるタオルケットなどのほうが便利だったわけです。 「洗えるダウンケット」は容量4kg以上に家庭用洗濯機があれば、簡単に洗うことができ、まだ本格的な暑さとはいえない6月の北海道でも昼くらいに洗えば夕方には乾いてしまうことがわかりました。 この手軽さで羽毛布団の温度と湿度のコントロールというメリットが得られるのであれば、筆者は今後夏掛けは基本ダウンケットするつもりです。価格も冬掛けなどと比べるとお手軽で導入にハードルも低いのがうれしいところ。ぜひ、みなさんも自宅で洗える夏用の羽毛布団をぜひ試してみてください。とても快適にすごせますよ。
家族分あるとケンカにならない
今回、いくつかタイプがあるなかで、シングル2枚組をセレクトしました。2枚組をセレクトした理由は、我が家で筆者が気持ちのよい寝具を自分の分だけ購入しても、家族に取り上げられてしまうからです。2枚組だと1枚で購入するよりも少しお安くなるのもうれしいポイントでした。 タンスのゲン「においの少ないグースダウン使用 洗えるダウンケット」の価格ですが、2枚組が税込み2万6,999円(送料込み)。清潔で快適な睡眠時間を求めている人は「洗える」羽毛布団を検討してみてはいかがでしょうか。 <公式サイト> タンスのゲン https://www.tansu-gen.jp/
千秋