【陸上】男子100m王者は坂井隆一郎!東田旺洋、栁田大輝の追い上げかわし10秒13で12年ぶりの「連覇」達成/日本選手権
◇第108回日本選手権(6月27日~30日/新潟・デンカビッグスワンスタジアム)4日目 日本選手権の優勝者をチェック! パリ五輪代表選考会を兼ねた日本選手権の4日目が行われ、坂井隆一郎(大阪ガス)が10秒13(-0.2)で2連覇を飾った。この種目の連覇は、2009年~12年に4連覇した江里口匡史以来12年ぶりの快挙となった。 スタートから得意の加速でレースの主導権を握ると、終盤に東田旺洋(関彰商事)、栁田大輝(東洋大)が猛然と追い上げる。それをわずかにかわして逃げ切った。 ワールドランキングでのターゲットナンバー入りはまだ予断を許さない状況で、初の五輪はまだ不確定。それでも、持ち味のスタート、大接戦を勝ち切る勝負強さが光った。 2位は10秒14で東田が入り、3位は同タイム着差ありで栁田。4位は10秒25でデーデー・ブルーノ(セイコー)、5位は0.01秒差で桐生祥秀(日本生命)だった。
月陸編集部