春高バレー 女子の石川代表・航空石川は三重の津商業に惜敗「来年は全国制覇」“初の全国”の経験を糧に
5日から始まった春の高校バレー。男子は3年連続4回目の出場となった小松大谷、女子は初出場の日本航空石川がそれぞれ1回戦に臨みました。激闘の様子を振り返ります。 午前6時半、バスに続々と乗り込んでいくのは航空石川女子バレー部の選手たちです。航空石川は創部2年目の2024年度、県予選の決勝に初めて進出。22年連続で春高に出場していた絶対女王、金沢商業を破り初の全国大会出場を決めました。初めての全国大会に緊張しているかと思いきや…。 キャプテン 小林由結選手: みんな楽しみでワクワクしています。待ちに待った春高なので全力で楽しんでやっていきたいと思います 迎えた初戦、相手は三重県代表の津商業。航空石川は序盤から勢いに乗ります。立て続けにアタックを決めて5対0とリードを奪います。しかし…。ミスが続き徐々に点差を詰められます。 小林キャプテン: 初の全国で1,2年生しかいないという部分でやっぱりミスが多かった1セット目だなと感じています 相手に主導権を奪われ第1セットを落とします。第2セットも相手にリードを許す苦しい展開。それでも航空石川はなんとか食らいつき終盤でついに同点に追いつきます。このプレーで勢いに乗った航空石川は第2セットを奪い、フルセットに持ち込みます。 しかし反撃もここまで。第3セットを12対25で落とし全国の舞台で初勝利を上げることはできませんでした。それでも選手は全員1、2年生。2025年度のリベンジを誓います。 小林キャプテン: この経験を活かしてあと1年間頑張っていけたらと思うので、また来年春高に戻ってこれたらいいなと思います。来年度の目標は全国制覇です
石川テレビ