メグロK3にはある! カワサキW1で感じる恍惚感と殿様乗りの堂々たる気持ち!!
ベベルギアタワーを右側に配置した空冷4ストロークSOHC4バルブ直列2気筒エンジンは、低中速転域でのトルクを重視した出力特性で、360度クランクならでは等間隔爆発が生み出す豊かな鼓動感が味わえます。 ゆったりと大らかな気持ちで走ることができるフロント19インチのハンドリングも、遠くまで見通しの効くアップライトな姿勢にぴったりで、リラックスしてバーチカルツインエンジンのサウンドやトルクフィールを堪能できます。 自分のダブワンで走っているときにも感じますが、目的もなく、ただ走っているだけで幸せな気分。「MEGURO S1」もまもなく発売されるし、自分のガレージに新しいメグロと旧いカワサキが並ぶ姿を想像すると、ニンマリしてしまいます。 もちろん、それは現段階では妄想に過ぎませんが、ついつい夢想せずにはいられません。
青木タカオ(モーターサイクルジャーナリスト)