食洗機を推す夫と、何となく拒否する主婦歴50年の義母。「長年の習慣を変える」たった4つの方法
息子からのプレゼントということで、食洗機をプレゼントするプランも考えてことがあります。でも夫と話し合った末、やはり、食洗機を導入しただけではダメ。 ユーザーである義母が腹落ちしていない状態で買うのはNG.。無用の長物になってしまいます。 使う家族、本人が食洗機を使うという覚悟を持たずに食洗器だけ導入するのは無理があると思うのです。それこそ、手で洗った方が早いやん!という結論になってしまいます。 では、どうすればよいのか。ゴホン。食洗機利用歴15年目になるわたくしが僭越ながら、究極のノウハウを以下にお伝えします。 箇条書きで失礼します。 ■究極のノウハウ■ ・食器を置く水切りカゴを処分する(もしくは一旦隠すなど置かない) ・徹底して食器を手で洗わない期間を作る(たとえコップ1個でも食洗器を使う) ・食洗機に合った食器に変更する ・YouTube等で食洗器の規格を調べ、上手く使いこなしている人の真似を徹底する そこまでしないといけないの?と思った方、はい。そこまでしないといけないのです。何十年も『手で食器を洗ってきたキャリア』があるのに、それを手放すんですよ!覚悟は必要だと思います。 あとね、大事なこと。要するに、食洗機自体は変わらないので、ユーザー側が食洗器に合ったシステムを整えるのが上手く使えるコツです。 すでに食洗器を使いこなしているよ~!という人は、自然と食洗器に合った水回りのお家システムが出来上がっているのだと思います。 いや、そんな!無理!! 食器は好きなモノを使いたいし、カゴは置いておきたいもん。今の手洗いで享受できるアレコレを変えるのは嫌!というのならば、どうすればよいでしょう。
そのままでも全然よき! いや、本当に。なぜなら、家事には正解はないので。 ライフスタイル、家のサイズ、家族構成によっても必要な家事って全然違います。あるお家には必要なグッズが、他のお家では無用の長物になることもよくあるお話です。ただ、『時短がしたい!』『ラクしたい』『休憩時間が欲しい!』が勝っているならば気合を入れて導入することをおススメします。家事をラクにする爆発力を食洗機は持っていると勝手に思っています。 ちなみに、我が家は50平米マンションで嘘みたいに狭いキッチンですが、食洗機を鎮座させております。 以前食洗機が壊れて、夫婦の『どっちが手洗いするんだ』争いが勃発しそうになりました。もう食洗機がないと夫婦の危機です。一方で、まだブラッシュアップが足りていない部分もございます。食洗機用の食器を揃えられていないのです。食器、改善の余地あり。ここまで偉そうにお伝えしてきましたが、我が家もまだまだ上級者ではなく中級くらいです。 うん。そろそろ、『こんなん なんぼあっても良いですからね~』というミルクボーイのお決まり文句を発しながら、食洗機に並べやすい食器に切り替えたいものです(なるはやで)。
Profile ・ぽに 関西在住。約50平米のマンションに4歳・小2・小4の男の子3人、モーレツサラリーマンの夫と5人暮らし。出張多め、両家遠方、夫婦共に研究職。ワンオペや出世の厳しさ、家事・育児の奮闘を書いたブログが人気になり書籍化された【 ススメ共働家】。つまずき、転び、前のめる共働きの日常と現実を軽快に発信し続けている。