高松で「まちづくり学校大交流会」 防災と地域活動をテーマにつながり創出
「高松市まちづくり学校大交流会」が1月18日、瓦町フラッグ(高松市常磐町1)8階で開かれる。(高松経済新聞) 【写真】地域活動団体やNPO法人を招き交流会を行う 高松における市民主体のまちづくりの推進を目的として2014(平成26)年に発足した「高松市まちづくり学校」。2024年度は「見つける・出会える・つながる」をテーマに、同施設8階の「瓦町市民活動センター」を拠点に講座を開くなど活動してきた。 会場では高松市のさまざまな地域活動を紹介するパネル展示や3分間で活動を紹介するショートピッチプレゼン、公開で支援を行う「リアルクラウドファンディング」、丸亀市を拠点に地方自治体へのエリアコンサルティングを行う「HYAKUSHO(ヒャクショウ)」の湯川致光(よしあき)社長をゲストに招いたゲストトークやパネルディスカッションなどを展開する。 2024年度はそれまでの連続での講座から単発開催の講座に切り替え、まち歩きやブッシュクラフトなどのフィールドワーク、パッククッキング体験なども行った。高松市まちづくり学校実行委員長の秋山美智子さんは「裏テーマとして防災がある」と話す。「災害が少ない香川で楽しみながら防災を考えてもらいたかった。防災では備えも大事だがそれ以上に人と人とのつながりが重要。防災について考える機会を与えるとともに、いざという時に役立つ『ゆるいつながり』をつくりたかった」と話す。 交流会について「地域活動は意識が高いものと思う人もいるかもしれないが、元は『これって何でだろう』と地域社会で気になることをきっかけにスタートしていることが多い。地域活動についてハードルを下げ、まずは知ってもらうきっかけにしたい。地域活動をしている方は活動する上で共通する悩みや課題もあるはずなので、それを共有する場、これまで関わりのなかった方々が交流する場にもしたい」と意気込む。 開催時間は12時~16時。参加無料。
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