【函館便り】出張期間はあとわずか…。たくさんの魅力がある町を最後の最後まで味わいたいです
早いもので、函館に来てから2週間以上がたちました。せっかく函館に来ているということで意識していたのが、地元紙を読むこと。朝調教が終わり、ご飯を買いにハセガワストアに行った際に必ず買います。自分は歴史関係に興味を持っているので、縄文土器の記事が書かれていた時は「おっ! 」となりますね。もちろん名物やきとり弁当を食べながら。ちなみに塩だれ派です。おいしい。 函館の話題で欠かせないのが函館山。当コラムでも何度も写真を掲載しました。すみません、画になるので…。函館山のふもとというのか、近くに函館護国神社があります。ここに行くのがこの出張中の目標でもありました。函館市電で宝来町の駅で降り、数十秒で護国神社まで伸びる長い坂に直面します。道中にある高田屋嘉兵衛の銅像を横目に、運動不足を痛感しながら坂を歩いた先に神社の本殿。1本道ですから写真映えもかなりのものです。またそこから遠くないところに谷地頭温泉がありますね。僕は2回行きました。午後10時までやっているので助かります。うれしい。温泉帰りの電車では隣に座ったご婦人とひょんなことから会話になり「私はツアーでさっきまで函館山に登っていましたの。ふふふ。景色がきれいでした。それではお元気で」と言われ、同じ駅で降りました。 名残惜しいもので、この出張もあと3日。温泉、食事、観光。競馬以外でもたくさんの魅力がある町でした。最後の最後まで、函館を味わうつもりです。いいところですね函館。諸先輩方が「俺も行きたいよ」と言う意味が今なら分かります。自分も何十年後に同じせりふを言っていることは想像に難くありません。悔いのない出張にしたいと思います。【舟元祐二】