金沢、今季初の冬日 県内、厳しい冷え込み
●スリップ事故155件 10日の石川県内は引き続き強い冬型の気圧配置となり、各地で強い風を伴って雪が降った。朝方は厳しく冷え込み、金沢で今季初の「冬日」となる氷点下0・3度をはじめ、県内8観測地点で今季最低を更新した。県警によると、午前9時までの24時間で雪や路面凍結の影響とみられるスリップ事故が155件発生。このうち人身事故は10件で、10人が負傷した。 金沢地方気象台によると、正午現在の積雪は金沢3センチ、七尾10センチなど。金沢市本多町3丁目では通学路の除雪に汗を流す人の姿が見られた。 のと里山海道徳田大津-穴水インターチェンジ(IC)間の通行止めは10日午前4時半に解除された。 3連休初日の11日の県内は冬型の気圧配置が次第に緩むが、気圧の谷や寒気の影響を受けて雪か雨となり、夕方から曇り、明け方まで雷を伴う所がある見通し。