今年の平均気温 統計開始以来最も高くなる見通し 気象庁
日テレNEWS NNN
この夏は各地で猛暑日が続くなど記録的な暑さとなりましたが、1年を通した日本の平均気温が統計開始以来、最も高くなる見通しであることが、気象庁の調べでわかりました。 気象庁によりますと、今年の日本の年平均気温の平年差は、先月までの速報値でプラス1.37度となっていて、過去最高だった2020年のプラス0.65度を大きく上回り、1898年の統計開始以来、最も高くなる見通しであることがわかりました。 気象庁は、地球温暖化の進行がベースにあるとした上で、夏の記録的な暑さが主な要因としています。 今年は、2月ごろに終息したラニーニャ現象の影響が残り、日本付近は暖かい空気に覆われやすかったことなどから、7月から9月にかけて3か月連続で、平均気温が過去最高を更新していました。 気象庁の担当者は「なぜこんなにも高くなったのか理由を詳しく調べていきたい」と話しています。