アメリカのバレエ名門校で武者修行も “中学3年生”バレリーナの素顔は? 新作バレエ「赤毛のアン」ソリストにも抜擢 今後の夢は?
山下彩香さん 「私がソリストでいいのかという気持ちもあったんですけど、役をいただいたからにはしっかりその役になりきって赤毛のアンの舞台をたくさんの方と作り上げていきたいと思いました」 山本さんは、彩香さんの表現力には光るものがあると話します。 振付・演出担当 山本康介さん 「すごく素直に率直に楽しいというのが彼女のボディーランゲージとしてすごく見えた。自分の踊る楽しさだったりとか役柄を通して自分がどういう風に考えているかということが伝わるのが一番大事なことですね」 人前に出ることや踊ることが大好き。 彩香さんがバレエを始めたのは2歳の時でした。 その後もずっと練習を重ね、全国規模のコンクールで1位を取るほどに実力をつけてきました。 彩香さんがバレエを始めたころから知る、指導者の中川リサさんは。 鳥取シティバレエ 中川リサさん 「彼女はとにかく努力家でひたむきに練習をする。その日々の積み重ねでいまの彩香ちゃんがいるという感じ」 教室での練習は週5日。 平日は米子のスタジオで2~3時間、土日は鳥取まで通い5時間以上の練習を行っています。 山下彩香さん 「1日休んじゃうと3日前に戻っちゃうとよく言うじゃないですか。そうなりたくないので、毎日少しでもしようと思っています」 そんなバレエ漬けの毎日ですが、普段の学校生活を覗いてみると…。 バレエの時のお団子ヘアではなく髪をおろした姿は、どこにでもいる中学生の女の子。 得意な教科は英語、苦手な教科は理数系なんだとか。 学校で同級生と過ごす時間、彩香さんの心に安らぎを与えてくれます。 山下彩香さん 「友だちはいつも温かく見守ってくれて声をかけてくれる、私にとって大切な存在です」 ところで、普段の彩香さんはどんな人なんでしょうか? 同級生 「結構まとめてくれる存在です」 「どんなことにも一生懸命頑張ってて、みんなに好かれている人」 人前に出るのが好きだからか、学校では放送委員長を務めています。