【日本代表スタメン案】久保建英の起用は避ける!? シリア代表戦のベストチョイスは?
日本代表は11日、FIFAワールドカップ26アジア2次予選 兼 AFCアジアカップサウジアラビア2027予選、グループリーグB組第6節でシリア代表と対戦する。この一戦に、森保一監督はどのようなメンバーを送り出すのか。ここでは、シリア代表戦の日本代表スタメン案を紹介する。 【画像】日本代表、シリア代表戦のフォーメーション案
●シリア代表は本気モード? シリア代表はFIFAワールドカップ26・アジア2次予選の5試合を消化した時点でグループリーグ2位につける。同3位の北朝鮮代表との勝ち点差はわずか「1」となっており、11日のゲームで引き分け以下に終わると、早くもW杯行きが消滅する可能性が高い。死に物狂いで日本代表に挑んでくるだろう。 一方で日本代表にとっては、6日のミャンマー代表戦で採用した3-4-2-1を継続し、よりレベルの上がる、それも本気の相手に対しその精度を確かめる絶好の機会となる。数字の上では消化試合になるとはいえ、得るものがまったくないわけではないのだ。 その中で、3-4-2-1というシステムには多くの選手が慣れる必要があるだろう。森保一監督も前日会見で示唆した通り、シリア代表戦はミャンマー代表戦からスタメンを大幅に入れ替えていいはずだ。 GKは大迫敬介を推薦する。AFCアジアカップカタール2023には参加できなかったが、現状はこのポジションの1stチョイスである。ピンチがどれほど訪れるかは未知数だが、改めて力を示してほしい。 3バックは右から冨安健洋、板倉滉、町田浩樹の3人がベストチョイスとなりそうだ。 注目は、やはり冨安だ。ミャンマー代表戦では、右CBに入った橋岡大樹のポジショニングが微妙だったこともあり、とくに前半は右サイドからの攻撃があまり機能していなかった。そんな前回を踏まえ、アーセナルで偽SBの役割もこなすなど、IQの高いプレーを連発する冨安が右CBでお手本となるような姿を見せられるのか。大きなポイントになってくるだろう。 ●久保建英は使うべきか否か ダブルボランチの一角は遠藤航。6日のミャンマー代表戦は久々の“お休み”となっており、コンディションに問題はないはず。使わない理由はないと言っていいだろう。 その相方は、こちらもミャンマー代表戦で出番がなかった田中碧だ。同選手は日本代表として戦った直近5試合で4得点1アシストを記録と爆発中。タイミングの良い攻撃参加と非凡な決定力は、攻撃的な3バックの中でも活きてくるだろう。 右ウィングバックはフライブルクでこのポジションを担う堂安律を推薦。ミャンマー代表戦ではシャドーでの起用だったが、ここでWBを試しておきたい。日本代表のオプションも広がるはずだ。 左WBは相馬勇紀。ミャンマー代表戦では途中出場ながら小川航基のゴールをアシストするなど結果を残した。ここでも目に見える数字を残すと、日本代表定着に近づくかもしれない。 シャドーには南野拓実と鎌田大地を推す。久保建英もこのポジションで見てみたい1人だが、ミャンマー代表戦でベンチ外となるなど、コンディションが100%とは言えない状況で無理をさせるのは避けたい。 今季モナコで復活した南野は、シャドーを最も得意としている1人だ。そして、ラツィオで終盤に復活し、日本代表に戻ってきた鎌田は、絶妙なポジショニングと卓越した技術を武器にミャンマー代表戦で幾度となく攻撃を活性化していた。ともにオン、オフ・ザ・ボール問わずセンスを発揮できるタイプだけに、ミャンマー代表戦とはまた違った攻撃の形を見せてくれるだろう。 ワントップは上田綺世だ。ミャンマー代表戦では小川が2ゴールとアピールに成功。現日本代表のエースとして、負けるわけにはいかないだろう。
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