日本ハム・新庄監督 初の単独首位逃すもサバサバ「そういうの意識してない」スタメン抜てきの水谷のプロ初安打「親のようにうれしい」
「ソフトバンク６－３日本ハム」（１１日、北九州市民球場） 日本ハムが終盤に突き放されて敗戦。２０１９年６月１４日以来１７６３日ぶり、新庄政権初の単独首位を逃した。それでも新庄監督は「粘った。粘った」とサバサバ。首位を逃したことには「そのへんはもう。今のところは１試合１試合ね。そういうのは意識してない」と振り返った。 【写真】雨が降りしきる中、左前適時打を放つ水谷 先発の北山は２回までに３点を失ったが、その後は追加点を許さず、六回途中まで自己最多タイの１０三振を奪った。「途中からいつもの北山君に戻って良いピッチングをしてくれた」と粘投をたたえた。 また、初めてスタメンに抜てきし、プロ初安打、初安打をマークした水谷については「初めての１軍の経験で一本出してくれると親のようにうれしいですね」と目を細めた。 開幕から極度の不振に陥っている野村を２打席で交代。「もう一回ファームの方で打席を重ねて、いい状態の野村君になってきてもらいたいと思います」と２軍落ちを明言。代わって上川畑が昇格される。
