タクシー逆走で車6台絡む事故 運転手の勤務先を家宅捜索 勤務状況などを確認か 京都
京都市でタクシーが逆走して3人が重軽傷を負った事故で、24日午前、警察がタクシーを運転していた70代男性の勤務先を家宅捜索しました。 警察が過失運転致傷の疑いで家宅捜索したのは、京都市西京区の「嵐山タクシー」の事業所です。 京都市中京区の堀川通で23日、タクシーが対向車線を250メートル以上逆走し、車3台に衝突。 他の車も巻き込まれ、あわせて6台が関係する事故となりました。タクシー運転手(72)ら男性3人が搬送され、うち2人が足の骨を折るなどの重傷を負いました。 警察によりますと、タクシー運転手の男性は「事故のことはよく覚えていない」と話しているということです。 警察は捜索を通じて、男性の勤務状況や会社が健康状態を把握していたかなどを確認したとみられます。 男性は現在入院していて、警察は回復を待って当時の状況を聞き、事故の原因を明らかにする方針です。
ABCテレビ