【リズムダンスふれあいコンクール 中学生部門】自由振付曲は岐阜・板取川中がV「リベンジできた」
小中学生の体力向上などを目的とした「第12回全国小・中学校リズムダンスふれあいコンクール」が26日、東京・赤坂のTBSでオンライン審査で行われた。自由振付曲の中学生部門で優勝に当たる文部科学大臣賞に輝いたのは、岐阜県関市立板取川中の2年生チーム「板取川リベンジャーズ」。2021年以来、3年ぶり4度目の栄冠を手にした。後藤栞菜さんは「みんなで話し合ってダンスをつくってきた。頑張ってきて良かった」と喜んだ。 板取川中はYOASOBIの「アイドル」に合わせ、12人で躍動感のあるパフォーマンスを披露。長袖を着た腕で顔を隠した状態でスタートし、複雑なフォーメーション変化を取り入れるなど、工夫を凝らした振り付けで審査員を楽しませた。 同校は8年連続で参加している常連校。21年に優勝、22年は2位、昨年は3位。生徒たちは王座奪還を目指し、約5カ月間体育や休み時間を使って毎日のように練習してきた。 渡辺彩乃教諭は「子供たちもプレッシャーを感じて何度も諦めそうになりましたが、みんなで鼓舞しながらここまでやってこられた」と目を細めた。努力が実を結び、「“リベンジャーズ”という名前の通りリベンジできて良かった」と喜んだ。 規定曲の中学生部門は、長崎県平戸市立大島中の「Team大島colorful19」が4年ぶり4度目の文部科学大臣賞。9人組ガールズパフォーマンスグループ「ラッキーラッキー」が歌う「こくご・さんすう・りか・恋愛!」に合わせて元気いっぱいのダンスを披露した。また、ダンス部中学生部門は埼玉県の西武学園文理中が優勝した。 ≪ラッキーラッキー「ハッピーな気持ち」≫規定曲「こくご・さんすう・りか・恋愛!」を歌った女性9人組「ラッキーラッキー」が表彰プレゼンターを務めた。メンバーの上村梨々香(15)は「元気いっぱいに踊ってる姿を見てハッピーな気持ちになりました」と笑顔。深澤日彩(18)は「小中学生の皆さんに負けないようなダンスをお届けできるように頑張りたい」と意気込んだ。 ▽主催 全国小・中学校リズムダンスふ れあいコンクール実行委員会 ▽共催 スポーツニッポン新聞社 毎日新聞社 ▽後援 外務省 農林水産省 スポーツ庁 こども家庭庁 ▽特別協力 ソニー・ミュージックエンタテインメント ▽協賛 JA共済 竹中工務店 フジキン ミツカン ワオ・コーポレーション