ケンドリック・ラマー、ドレイクへのディス・ソングのエンジニアが制作過程を明かす
ケンドリック・ラマーによるドレイクへのディス・ソング「Euphoria」「Meet the Grahams」「Not Like Us」を手掛けたマスタリング・エンジニア、ニコラス・デ・ポーセルが、数週間前に米EngineEarsと話した映像がSNSで話題になり始めている。 EngineEarsの生配信に出演した際、デ・ポーセルは、ドレイクとケンドリックの激しいラップ・バトルの最中にケンドリックと彼のpgLangチームと一緒に仕事をする経験がどのようなものだったか尋ねられた。彼は、ホストのカーティス“サーカット”バイに「少しクレイジーだった。電話がかかってきて、“スタンバイしてて、これから仕事だ”って言われたんだ」とビーフが進行中にケンドリックがどのように曲を録音していたことを明かした。 「曲を受け取ってから6分ぐらい経つと、“どうなってる?”って聞かれたんだ。すごくプレッシャーがあったよ。ケンドリックがこれらの楽曲を発表していった時、私はまだマスター音源を仕上げている最中で……12分後にリリースされるような感じだった。驚くべき体験だったよ」とデ・ポーセルは続けた。 当初、ケンドリックがディス・ソングをあまりにも速く作り出していたため、いくつかは事前に準備していたのではないかという憶測があった。特に、彼がドレイクの「Family Matters」にすぐに「Meet the Grahams」で応じ、その翌日に「Not Like Us」をリリースしたことについてだ。この映像は、これらの曲をストリーミング・プラットフォームでリリースできる品質に仕上げるために、スタッフがどれだけ速く動いたかを示している。 MixedByAliことデレク・アリによって設立されたEngineEarsは、ミキシングとマスタリングの技術に特化したプラットフォームで、アーティストにワールドクラスのエンジニアへのアクセスを提供している。ケンドリックとDJキャレドも投資家として名を連ねている。