クラシックワークスタジオ

　和歌山県上富田町生馬在住の森脇清さん（４１）は、「サインペインティング」という技法で個性的なアート作品を生み出している。田辺市今福町にある「ＣＬＡＳＳＩＣ　ＷＯＲＫ　ＳＴＵＤＩＯ（クラシックワークスタジオ）」では、それらを衣類に印刷したり、キャンプ用品などに手描きしたりしている。 【「CLASSIC WORK STUDIO」の地図はこちら】 　森脇さんは１０年前からアート制作を始めた。筆と塗料を使って手描きする技法「サインペインティング」に出合ったのは４年前。海外の第一線で活躍するアーティストの作品づくりに影響を受けながら、独学で技術を身に付けたという。 　「こういう世界があることを地元の人に知ってほしい」と２年前、商店街に店を構えた。森脇さんが生み出したアート作品は「シルクスクリーン印刷」「ペイント」の２種類で販売している。 　「シルクスクリーン印刷」では、約２０種類の絵柄を用意。印刷してほしいものを持っていけば、その場で印刷する。衣類や木材が向いており、プラスチックなど表面がつるつるしたものは不向きという。 　「ペイント」は看板用の塗料を使って手描きするため、どんな素材でも対応できる。絵柄は幾つか用意しており、その中から選ぶ。最近はキャンプ愛好家からの注文が多いため、キャンプをテーマにした絵柄が中心という。 　ロゴ作成などオリジナルデザインの作成もしている。注文や問い合わせは電話、インスタグラムのＤＭから受け付けている。 【お店情報】 田辺市今福町１３　営業：午後１時～８時　不定休　電話０９０・１５８８・４１９９　インスタグラム（ｃｌａｓｓｉｃｗｏｒｋｓｔｕｄｉｏ）