藤井聡太八冠が驚異の5人抜き!将棋のパブリックビューイングで大歓声
対局相手は関西チームの古森悠太五段。超ハイスピードで進んでいく対局の行方を、会場の観客たちも思わず前のめりになって見守る。中盤以降AIの形勢判断では、古森五段が優勢だったが、終盤に藤井八冠の一手で一気に逆転!勝利を奪取した藤井八冠は次々と勝ち進み、なんと一人で、驚異の5人抜きを達成した。
大盛り上がりで幕を閉じた、将棋のパブリックビューイング。参加した人からは、「今までじっと見ていても、楽しかったんですけど。もう今は色々発散できるので、また違った楽しみでやみつきになりそうです」と初の試みとなった観戦スタイルに満足の声が寄せられた。
対局後のインタビューでは、“5人抜き”を達成した藤井八冠が「途中スタミナ面も心配されたが、仮にあと何局指せそう?」という質問を受けるシーンも。藤井八冠は「そんな厳しい質問が…」と笑顔を浮かべ、「実際やってみると疲れてはいますが、気分も上がってきて、今の感覚だとまだ指せるのかな」と大会の感想を述べた。 藤井八冠の活躍によって、将棋を指すだけでなく、観て楽しむ”観る将”が増加。楽しみ方も多様化しつつある「将棋」。 新たな観戦スタイルを機に、これからもより多くの人々に将棋の魅力が広がっていきそうだ。