センバツ出場の報徳学園、滝川第二に快勝 高校野球・練習試合解禁
高校野球の今季対外試合が4日、解禁された。18日開幕の第95回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)に6年ぶり22回目の出場となる報徳学園(兵庫)は兵庫県の高砂市野球場で滝川第二(兵庫)と対戦し、6―2で快勝した。 【岡田結実さんや小芝風花さんらも…歴代センバツ応援イメージキャラクター】 先発は、報徳学園が1年生右腕・今朝丸裕喜投手、滝川第二は最速149キロ右腕の坂井陽翔投手(2年)。報徳学園は一回に1点を先行されたが、三回に1番・岩本聖冬生(いぶき)中堅手(2年)の適時二塁打や主将の3番・堀柊那捕手(2年)の右前適時打などで4点を挙げ、プロ注目の右腕を打ち崩した。 報徳学園の大角健二監督(42)は「好投手に対して大振りせず逆方向に打ったり、アウトを恐れずに盗塁をしたりと、彼ららしい試合をしてくれた」。強肩強打の捕手として注目を集める堀主将は「(センバツまで)一試合一試合を大事にし、全力プレーで優勝を目指したい」と意気込んだ。 2023年から、オフシーズン後の練習試合解禁日が3月8日から3月の第1土曜日に早まった。【大東祐紀】