イスラエルのネタニヤフ首相が、来月24日にアメリカ議会で演説をすることが明らかになりました。 アメリカの野党・共和党指導部は6日の声明で、ネタニヤフ首相が来月24日にアメリカ議会で演説をすることを明らかにしました。ネタニヤフ首相に、「民主主義を守り、テロと戦い、公正で永続的な平和を確立するためのイスラエル政府の構想を共有する機会を提供する」としています。 パレスチナ自治区ガザ地区への攻撃で、国際社会で孤立を深める中、ネタニヤフ首相はアメリカに対し、支援の継続を訴えるものとみられます。 アメリカでは各地でガザ地区への攻撃に抗議する学生らのデモが起きていることから、反発を招く可能性もあります。 与党・民主党には演説をボイコットする意向を示す議員もいて、アメリカメディアは「議会の内外で多くの抗議が寄せられ、この演説により民主党内の分裂が露呈するだろう」と指摘しています。